投手が4試合続けてホームランを打つ◆4試合でナチュラル・サイクル本塁打を達成…【6月23日のMLB】
◆2014年6月23日
シンシナティ・レッズのデビン・メゾラコが、4試合続けてホームランを打つ。6月19日はソロ本塁打、20日は2ラン本塁打、21日は3ラン本塁打、出場しなかった22日の試合を挟み、23日はグランドスラム。連続する4試合で1本ずつホームランを打ち、それぞれの打点が異なるだけでなく、1本目から4本目まで打点が順に増えていった選手は、それまで一人もいなかった。4試合とも、ホームラン以外の打点はなし。24日のソロ本塁打を含め、メゾラコのストリークは5試合。
◆2012年6月23日
フィラデルフィア・フィリーズのジム・トーメイが、通算13本目のサヨナラ本塁打を打つ。最多タイにいた5人、ベーブ・ルース、ジミー・フォックス、スタン・ミュージアル、ミッキー・マントル、フランク・ロビンソンを追い抜いた。トーメイが彼らに並んだのは、2010年8月17日。6人とも、殿堂入りしている。歴代2位のサヨナラ本塁打12本には、2016年8月3日にアルバート・プーホルスが加わったが、トーメイの13本に並ぶ選手はまだ現れていない。
◆1973年6月23日
フィラデルフィア・フィリーズのケン・ブレットが、4試合続けてホームランを打つ。6月9日、13日、18日、23日の先発4登板で記録した。左投手として、通算83勝85敗、防御率3.93。左打者としては、打率.262(347打数91安打)、出塁率.291、10本塁打。弟のジョージは、カンザスシティ・ロイヤルズのフランチャイズ・プレーヤー。打率.305(10349打数3154安打)、出塁率.369、317本塁打。三塁と一塁を主に守り、登板したことはなかった。兄と違い、弟は殿堂入りしている。左打者という点は兄と同じ。
◆1917年6月23日
ボストン・レッドソックスのベーブ・ルースとアーニー・ショアが、史上初の継投ノーヒッターを達成する。もっとも、ルースは先頭打者を歩かせたところで、球審に暴言を吐いて退場となった。ショアの登板後、一塁走者は盗塁を試みてアウトに。ショアは対戦した26人を全員討ち取った。
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