まだ油断できない!9月もカビに気をつけて「簡単にできるカビ対策」を元家政婦が教えます
9月に入り、心なしか涼しくなってきた気がしますね。蒸し暑い季節はカビに注意をしていた人も多いと思いますが、涼しくなってくると「もう大丈夫かな?」と思ってしまいます。しかし、9月や10月も、カビが生えやすい時期なのをご存じですか? カビが生えやすい温度は25度~35度、湿度は80%前後なため、真夏の暑すぎる時期よりも、落ち着いてきた9月の方がカビが活発になる場合も。そこで、元家政婦でプロ主婦の筆者が、簡単にできるカビ対策をご紹介します。
換気をしよう!
一番簡単にできるカビ対策、それは換気です。夏場は暑く、ずっとエアコンをつけていますから、なかなか換気のタイミングが難しかったですよね。少し涼しくなってきた秋は、夏よりも換気がしやすいはず。最低でも1日に2回くらいは換気をするようにしましょう。
特に、帰宅後など締め切りの状態が続いた後は、換気をするのがおすすめです。暑い空気を外へ逃がすこともできますよ。また、雨の日でも家の中に雨が入ってくるほど強い雨でなければ、換気はした方が空気が停滞しません。
正しい換気のしかた
換気は、正しく効率的に行いましょう。対角線上になる窓を2カ所開けて換気をすると、空気がうまく流れます。マンションなどで窓がひとつしかない場合は、換気扇を回しながら窓を開けるか、ドアを少し開けて窓を開けましょう。また、窓の位置がちょうどいい場所になく、空気が通りにくい場合は、扇風機やサーキュレーターを回して空気を流すのがおすすめです。サーキュレーターは、後ろから取り込んだ空気を前に出すため、空気を流したい方向に全面を向け設置します。
24時間換気をきちんと使う
24時間換気システムがついている場合は、そちらを正しく使うのが大切です。夏に、暑い空気が入ってくるからと、換気口を閉めたりスイッチを切ってしまったりしていませんでしたか? 24時間換気システムを使えば、約2時間ほどで室内の空気が入れ替わる仕組みになっています。正しく使えば、カビを防ぐことができますよ。閉めていたら、今すぐ開けましょう。
換気でカビを防ごう!
9月も湿気が多く、カビが生えやすい季節です。手軽にできる換気で、カビの発生を防いでいきましょう!
※掲載当時の情報です。現在とは異なる場合があります。
※個人の体験、見解を含みます。
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