【防災】安全を確保!3.11の今日確認したいこと3選
今年は東日本大震災から13年。
年始の能登半島地震も記憶に新しいです。
3.11で防災に関する関心が高まっているかと思います。
筆者は年始に能登半島地震を経験し、防災の必要性を実感しました。
今回は年始の地震を通して学んだ、安全を守るために確認したいことを紹介します。
1.避難動線
東日本大震災など津波をともなった震災を経験した人のお話しを聞くと、津波は到達までのスピードが速く、いち早く避難することが、命を守ることに直結したそうです。
出口までの通路を避難動線というのですが、スムーズに避難できるようにこの動線にあたる部分には極力余計なものを置かないようにしましょう。
物があって妨げになると、貴重な時間をロスする原因になります。
いざという時にスムーズに避難できる環境が整っているか、確認しましょう。
筆者の自宅は廊下がない間取りになっています。
キッチンのすぐ隣が玄関になっているので、キッチンの床には極力ものを置かないようにしています。
2.高い位置の収納
防災時に頭上から物が落ちてくると、けがなど二次災害の原因になります。
吊り戸棚や天袋など、頭より上の高い位置の収納に何が入っているかを一度確認しましょう。
ここをチェック!
吊戸棚
重箱や食器など災害時に落ちてきたら危ないものがある場合は、低い場所への移動を検討しましょう。
壁面
またキッチンは高い所だけでなく、壁面も注意したい場所です。
壁面を使った収納は、SNSなどでよく見かける収納方法です。
けれども、高い位置にフライパンなど重たいものを吊るしたり、刃物をむき出しで収納するのは危険です。
調理中に地震が発生した場合は、怪我の原因になったり、鍋は落下して火災など危険な二次災害に繋がる可能性があります。
刃物や鍋類はシンク下など、出来るだけ低い場所に移動しましょう。
換気扇周り
換気扇周りも、収納に使われることが多いです。
けれども壁面同様、フライパンはもちろん軽いキッチンツールであっても、落下すると怪我などの原因になる可能性もあります。
引き出しに入れるなど、別の収納方法にするのがお勧めです。
3.家具の固定
地震の際に家具が転倒すると怪我の恐れがあるため、未然に対策をしておくことが大切です。
東京消防庁の移動防止対策ハンドブックによると近年発生した地震では、家具の転倒や移動による負傷者が30~50%でした。
また、負傷以外でも、家具の転倒によってストーブのスイッチが押されてたことで火災が起きたり、避難経路を塞いで閉じ込められたりなどの二次被害が発生する恐れもあります。このような二次被害から身を守るためにも、家具の転倒防止対策ができているか確認しましょう。
防災意識が高いうちにすぐ確認!
あとでやろうと思っていると、何もしないままになってしまいます。
いざという時への備えは大事です。
3.11で防災意識が高まっているうちに、我が家の安全を確認してみましょう。
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