「副腎の疲れ」から起こる不調!-「副腎疲労」が及ぼす身体への影響とは?-
ご覧いただきありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は「副腎の疲れ(副腎疲労)」について解説していきます。
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◎副腎(ふくじん)はどんな臓器?
副腎は、腎臓の上にある小さな臓器で、左右1つずつあります。
また、副腎は表層(外側)の「副腎皮質」と、深層(内側)の「副腎髄質」に分けられます。
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副腎皮質と副腎髄質で、それぞれ異なるホルモンを分泌します。
- 副腎皮質(外側)から…コルチゾール・アルドステロン・アンドロゲン
- 副腎髄質(内側)から…カテコールアミン(アドレナリン・ノルアドレナリン)
今回、特に注目するのは「コルチゾール」です!
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◎ストレスと副腎の関係は?
副腎から分泌されるコルチゾールは「ストレスによって分泌が促進」されます。
そして、血糖値や血圧を上げたり、免疫を調節する(免疫抑制)作用があります。
※コルチゾールは生命維持に大切なホルモンですが、"過剰に分泌"されるのは良くありません。
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そのなかで、ストレスが長期間続くと、副腎に負担がかかり、やがて疲弊してしまいます。
このように副腎が疲弊し、コルチゾールなどのホルモンの分泌が低下した状態を「副腎疲労」と呼ばれています。
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副腎疲労の状態だと、下のような症状が現れることがあります。
- 疲れやすい
- 精神的に不安定
- 暴飲暴食(または食欲の低下)
- 不眠症
- 低血圧(立ちくらみなど)
- 皮膚の炎症(肌荒れ)など
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◎副腎疲労の対策!
副腎疲労の代表的な原因は「ストレス」です。
そのため、ヨガ・瞑想・有酸素運動・ストレッチ・カラオケ・質の良い睡眠・入浴などのストレス解消方法を取り組むことが大切です。
また、ホルモンは栄養素から作られているため、極端なダイエットや偏った食生活による「栄養不足」にも注意しましょう。
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◎最後に
ストレス解消方法は、人それぞれに合ったものがあります。
そのなかで、旅行や映画鑑賞なども良いですが"時間を使う"ので、入浴・瞑想などといった"あまり時間を使わないストレス解消方法"をいくつか持っておくことがおすすめです。
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参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました!