名島で生まれ、博多っ子に愛された名島亭。そして今は、博多から全国で愛される名島亭へ。
創業昭和62年の老舗ラーメン
博多から東区へ向かった名島というエリアに、名島亭というラーメンの名店が生まれたのが昭和62年のこと。時は流れ、2022年8月。火災が発生した影響等もあり、歴史を作った名島本店は閉店となりました。
一時代を築いたお店がなくなるのは寂しいことですが、さらに進化を遂げている名島亭。
2008年には、TV番組の「九州ラーメン総選挙」で優勝。
2016年には、力の源グループ(博多一風堂)へ仲間入り。
そして現在、名島亭をいただけるのは、こちらの3店舗。
- 博多デイトス店
- MARK IS 福岡ももち店
- ららぽーと横浜店
昔から博多で愛されたラーメンのひとつ。よく名島には食べに行ったものだ。
博多デイトス店
2019年に博多駅直結のデイトスにある博多めん街道にオープン。福岡人も観光客も訪れる絶好のロケーション。数多くの名店が並ぶこの街道に、名島亭は相応しい。アクセス抜群の好立地。余談ですが、めん街道のこの場所には以前、大好きだった二葉亭があったところ。
あの名島本店から、味が変わったと言えば嘘になる。しかし、優しく丸みのあるあっさりスープにしっかり炊き込まれたコクのあるスープ。
博多ラーメンの定番の細麺と絡めば、昔ながらの美味しいラーメン。長年、愛された味わい。
五右衛門釜を使った、釜を空にすることなく、継ぎ足し継ぎ足しの秘伝の製法。呼び戻しと呼ばれるスープは、クリーミィながらスッキリした味わい。
いい味加減でやっぱり美味しい。定番の中細麺にシャキシャキのネギ。歯ごたえのあるチャーシューにたっぷりのキクラゲ。具材にもボリュームがあります。
やっぱこのスープは美味い。
昔ながらの伝統と人気を博したお店は、歴史を引継ぎつつ、新たな店舗展開もしている。昔ながらの雰囲気を持ちつつも新しい風を吹かせている。
名島亭 博多デイトス店
MARK IS 福岡ももち店
2018年にオープンしたのがこちら。福岡PayPayドームに隣接する、MARK IS というショッピングモールのフードコートにも出店し、手軽にいただけるのはありがたい。この施設には駐車場も完備されているので、車で行けるのもアクセス良し。
フードコートに並ぶお店で注文。ブザーをいただいて、できあがるとブザーが鳴ります。そしてお店の場所に取りに行きます。
ラーメン焼き飯セットを。濃厚でクリーミーな味わいはこちらでも健在。
シンプルで飽きがこない味わいです。
またこの焼き飯が美味い。いい味加減に仕上がっている。
博多ラーメンの基本スタイルの中細ストレート麺。スープとの相性はもちろんバッチリ。
引継がれる名店の味。名島で生まれた名島亭は、もう名島にはないけれど、各地に伝統の博多ラーメンを届けています。
博多の地で、いや全国に愛されるラーメン。