ジャッジが12本目のホームランを打ち、ALトップと1本差に。大谷は13本目。NL単独トップに立つ
5月17日、ガナー・ヘンダーソン(ボルティモア・オリオールズ)は、シーズン13本目のホームランを打ち、ア・リーグ本塁打ランキングのトップにいたカイル・タッカー(ヒューストン・アストロズ)に並んだ。
一方、アーロン・ジャッジ(ニューヨーク・ヤンキース)は、この日のホームランが12本目。ジョシュ・ネイラー(クリーブランド・ガーディアンズ)とともに、トップと1本差のア・リーグ3位タイに位置している。5月5日以降、ジャッジのホームランは、11試合で6本を数える。直近の3試合(5月15日~17日)は、8打数7安打。ホームラン2本と二塁打5本なので、どの安打も長打だ。
ア・リーグでは、12本塁打以上の4人をはじめ、13人が二桁本塁打を記録している。5月17日は、シェイ・ランガリアーズ(オークランド・アスレティックス)、ホゼ・ラミレス(ガーディアンズ)、ジャンカルロ・スタントン(ヤンキース)の3人が、それぞれ、10本目のホームランを打った。
ナ・リーグでは、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)が13本目のホームランを打ち、単独トップに立った。それまで、大谷と並んでいたマーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)は、4打数1安打。打点は両リーグ単独トップのままながら、こちらも、41から増えることはなかった。
ナ・リーグの打点2位は、37打点のアレック・ボーム(フィラデルフィア・フィリーズ)。ア・リーグ1位のラミレスは、10本目のホームランにより、37打点から38打点とした。
大谷のホームランについては、こちらでも書いた。
◆「大谷の「1投手から5本塁打」は、日本人選手の最多を更新。モンタスから5本目のホームランを打つ」
ナ・リーグで二桁本塁打は、大谷を筆頭に5人だ。ア・リーグの半数に満たない。
前日までに7本塁打以上を記録していた、ナ・リーグの24人中、5月7日にホームランを打ったのは、ドジャースの2人、ムーキー・ベッツと大谷しかいなかった。ベッツは、通算51本目の先頭打者本塁打を記録した。