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大谷の「1投手から5本塁打」は、日本人選手の最多を更新。モンタスから5本目のホームランを打つ

宇根夏樹ベースボール・ライター
大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)May 17, 2024(写真:USA TODAY Sports/ロイター/アフロ)

 5月17日、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)は、3回裏にフランキー・モンタス(シンシナティ・レッズ)からホームランを打った。

 モンタスからのホームランは、これが通算5本目だ。その前の4本は、2019年6月4日、2020年8月23日、2022年5月15日、2022年8月29日。最初の3本はモンタスのオークランド・アスレティックス時代、4本目はニューヨーク・ヤンキース時代だった。

 大谷が4本以上のホームランを打っている投手は、他にはいない。モンタスが4本以上のホームランを打たれた打者も、大谷以外は皆無だ。

 また、1人の投手から5本塁打を記録した日本人選手は、これまでいなかった。

 それまで、1投手から4本塁打は、大谷を含めて3人だった。松井秀喜は、ロイ・ハラデイジェームズ・シールズから、それぞれ、4本のホームランを打っている。イチローは、ジェイソン・ジョンソンから4本塁打だ。ジョンソンは、イチローに4本のホームランを打たれた後、2007年は西武ライオンズで投げた。

 ジョンソンの被本塁打は、バーニー・ウィリアムズトロイ・グロスポール・コネルコ、イチローの4本が最も多い。大谷とモンタスと同じく、イチローとジョンソンも、打った打者と打たれた投手のどちらにとっても最多、ということだ。

 一方、ハラデイの被本塁打は、デビッド・オティーズの6本が最多。シールズは、ロビンソン・カノーの6本が最も多い。

 なお、大谷は、モンタスから打ったホームランにより、シーズン13本とし、ナ・リーグ本塁打ランキングの単独トップに立った。

ベースボール・ライター

うねなつき/Natsuki Une。1968年生まれ。三重県出身。MLB(メジャーリーグ・ベースボール)専門誌『スラッガー』元編集長。現在はフリーランスのライター。著書『MLB人類学――名言・迷言・妄言集』(彩流社)。

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