JR教育大前駅かいわいは、福教大（福岡教育大学）の学生の住むアパートやマンションが多く建ち並んでいます。
そうなると学生たちのおなかを満たす飲食店が気になりますが、この辺りにそうたくさんはないようです。
駅の前を見ると「一膳飯屋　吉膳」と書かれた大きな扇形の看板が目に入ったので、ランチタイム終了直前でしたが入れてもらいました。

◇黄色の自販機も目印

JR教育大前駅から赤間宿方向に目を向けると「一膳飯屋　吉膳」があります。
今どき一膳飯屋と名のる飲食店もめずらしい気がして、入ってみたくなりました。

看板も目立ちますが、店の横に設置されている黄色い自販機も目印になっています。

◇学生が集う店

外扉をあけると手洗い場が正面にあり、衛生管理がしっかりされているなと感じます。
15時までのランチタイムですが、ギリギリだったので確認すると、快く入店させてもらえました。

店内では大学生でしょうか、食事をしている様子ではないのですが、楽しそうに談笑しています。

ランチタイムは大学生やサラリーマンでいつも満席のようで、少し遅くなりましたが、時間をずらして来て正解でした。

奥には座敷もあるみたいで、宴会やコンパなどにも使われるのでしょう。

◇若者好みの定食色々

日替わり定食が食べたかったのですが、さすが人気メニューとあって完売していました。

そこでおすすめを聞いてみると、ナスの豚肉炒め定食が人気とのことだったので注文することに。

ランチタイムを過ぎてしまっているのに、店主は親切に対応して下さいました。
きっとこの優しさが、学生たちに人気がある秘密なのだろうと想像しました。

定食は若者に人気があるだけあって、結構なボリュームです。
頼めばご飯のおかわりが一杯サービスというのですから、これで税込み880円ならお手頃ですね。
日替わり定食は、800円と更にリーズナブルです。

主菜のナスと豚肉の炒めものは、肉もナスも量がたっぷりで、おかずだけでもおなかがいっぱいになりそうです。

味は若者が好みそうな、はっきりとした濃いめの味付けでご飯がすすみます。
きのこの中華風あえ物や、漬物も添えられていて、ご飯を味わい味噌汁を飲みながら満足のいく昼食をいただきました。
「ごちそうさまでした」。

ここに集った学生たちが卒業するときは、記念写真を残していくようです。

夜はおもに地域の人たちが、お酒を楽しむ場になり、にぎやかな集いの場になるとのことです。