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【保育士おすすめ】子どもの欲求どこまで叶えればいい?ママも子どもも納得できるルールの決め方を伝授!

ちあき先生保育士/webクリエイター

子育てに奮闘中の全国のママさん、今日も子育てお疲れ様です。

保育士歴19年目、ママさんの子育てがちょっぴり楽になる方法を発信をしているちあき先生です。

“子どもの欲求をできるだけ叶えてあげたい〟そう思っているママさんは多いですよね。でも困るところは、どこまで欲求を叶えてあげたらいいのか?だと思います。

今日はそんなママたちにぜひ参考になるお話になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

やりたいことだけをやらせるだけで大丈夫?

”子どもがやりたいということだけをやる〟は、いいことだと思いますが、私個人的には「子どもがやりたいことをやる」に加えて「しつけなども含めた大人が子どもにやらせたいこともやる」ことをおすすめします。

子どもがやりたいことをやらせるだけでは足りないその理由は、心身ともに成長のバランスが悪くなるからです。

子どもは実際にいろんな体験していく中で、その中から個性が開花したり、心身ともに成長していきます。でも、子どもがやりたいことばかりをするだけでは全体的なバランスが崩れてしまう可能性が高いのです。

しつけの部分から見ても、子どもがやりたいことをやっているだけでは決められたルールの中で生きていく力が育ちません。

ゲームの例

例を見てみましょう。ゲームをやりたい!というAくんがいます。

“これからの時代はデジタルに強い方がいい!だから小さい頃からスマホやパソコンを触らせてあげてゲームも好きな時間だけやらせればいいよね。〟と、その欲求をそのまま全て聞いてしまい、朝起きてから夜寝るまで1日中ずっとやらせていたらどうなるでしょうか...?

・交感神経が優位になりすぎて、昼夜逆転の生活になる
・身体を動かないので食欲もわかない
・外に出るのがめんどくさくなる
・次第に友達と会うことさえも億劫になる
・ゲーム依存になってしまう

このように、健康と心のバランスを崩してしまいます。

もちろん、ゲームをすることによって機械に強くなったり、頭を使う練習にもなるかもしれません。

でも、子どもの慾求のみを叶えた結果、子どもならではの五感を使って身体と心で体験する大切な時間、そしてお友達や家族との交流をもカットされてしまうことを考えたら、ゲームで得たスキル、それ以上に失うものの方が大きすぎますよね。

やはり、子どもの欲求を全て叶えるだけでは成長のバランスが崩れてしまいがちです。

子どもの欲求どこまで叶えればいい?ポイントをお伝えします。

では、子どもの欲求はどこまで叶えてあげればいいのでしょうか?

その選ぶべきポイントは、この1点です。

「子どもの欲求+大人がやらせたいパパママの欲求(しつけ等も含め)も叶えるためにルールを決めること」

子どもの欲求を叶えてあげながら、こちらの提案するルールも守ってもらうというお互いがwin-winになるようにしていくのです。

ルールを守らせるというのも、子どもの規律性を育む大切なタイミングです。

そして、ママにとってもその時間がハッピーな時間でなければいけません。例えば、ゲームを1時間やってOKというルールを決めたら、ママもその1時間はごほうびタイムです。大好きなお菓子を食べてもいいし、ごろごろしたって構いません。

お互いが幸せな時間になるルールを作っていきましょう。

おすすめ!子どもと大人の欲求を叶えるルールの決め方

どうやってルール決めをしていけばいいのか?悩みどころですよね。ぜひともママ自身と我が子に合ったルールにしていただきたいです。

そのルール決めに関して、とてもおすすめな方法があります。

それは「子どもがしたいことをパパママも一緒に実際に遊んでみること」です。

実際に一緒に遊んでみるとこれらのことがわかります。

・我が子に合ったルールが分かる
・子どもの気持ちが理解できる
・セキュリティ面も確認できる

ひとつずつ解説します。

我が子に合ったルールが分かる

ルールは一方的なものではなく、なるべくパパとママの大人側も子ども側の両方が守りやすいルールにしたいところ。

例えばゲーム時間を1時間に決めていたとしても、実際に遊んでいたら、1時間15分がキリがいいかもしれない。子どもからしたらその15分がとても大事だったりするのです。

そういった部分が、実際に一緒に遊んでみることで見つけることができます。

子どもの気持ちが理解できる

「もぉ、、ゲームばっかりして!」と呆れ返ってしまいがちですが、いざ一緒にゲームをすると大人もハマってしまうことがあります。

何より、パパママが自分の遊びに興味を持ってくれたことで子どもはそれだけでも心が満たされていきます。そのことによって家族の会話も増えていくのも嬉しいところ。

セキュリティ面を知れる

今のゲームはオンラインでいろんな人と繋がれたり、課金制のものもあります。個人情報を流出させる危険性だってあります。楽しい裏側に危険も潜んでるので、そういった危険から子どもを守るために、ゲームの仕組みを大人側が把握するために、ぜひ実際に遊んでみましょう。

大人が一緒に遊ぶことで、子どもの気持ちもわかるし、結果として子どもを守っていくことができます。

まとめ

今日は「子どもの欲求をどこまで叶えればいい?ママも子どもも納得できるルールの決め方」をお伝えしました。

ルールは、子どもだけよくてもダメだし、大人側だけ良くてもダメ。親子というチームでお互いが幸せになれるルールをぜひ決めていただきたいです。

この夏は、お互いが“ありがとうのトロフィー〟をチーム家族で渡し合えますように。

今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

保育士/webクリエイター

フィンランド好き保育士。素敵に見えるあのママも、悩み事なんてまるで無さそうなあの人も、実はみんなみんな子育てで悩んでいます。そんな毎日子育てを奮闘しているママさんたちが、少しでも肩の力が抜けて、笑顔になって、一歩踏み出せますように...という想いを込めて、ママさんひとりひとりの気持ちに寄り添う、まるでラブレターのような記事をお届けします。記事の内容は、保育士19年の経験、日々受けているお悩み相談からの気付き、そして、子育てで絶賛お悩み中のママへのインタビューを参考にしています。

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