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【保育士が見てきた】絵心がある子どもの3つの特徴

ちあき先生保育士/webクリエイター

子育てに奮闘中の全国のママさん、今日も子育てお疲れ様です。


保育士歴19年目、ママさんの子育てがちょっぴり楽になる方法を発信をしているちあき先生です。


大人の中でも絵心がある人と苦手な人って分かれますよね。もちろん、絵心がなくても生活はできますが、絵心がある人は子どもの頃から何が違うのでしょうか?

今回は「絵心がある子どもの特徴」を3つご紹介します。

絵心がある子どもの3つの特徴

・絵を描くことに苦手意識がない

・特徴をよく捉えている 

・絵を描く環境が身近にある

絵を描くことに苦手意識がない

絵を描いた時に褒められた経験がある子どもは、絵を描くことに苦手意識がないです。

1歳児や2歳児は、殴り書きの時期でお世辞にも上手だと言えるものではなかったりします。3歳児でもお顔から手や足が生えていたりすることも多々あります。

そんな時は、ぜひ見せてくれた絵に対して具体的に褒めてあげましょう。何が書いてるかわからない時はぜひ質問をしてあげてください。そうするとちゃんと答えが返ってきます。

こちらが思う〝上手に描けている〟という概念を覆してくれるほど本人なりに意味があって描いていることがわかります。

「上手だね〜」よりも「車のタイヤが上手に描けてるね〜」の方が効果的。褒められるとやる気がわいて“もっと描きたい〟という意欲が湧いてきますよね。

特徴をよく捉えている

絵心がある子は、対象物の特徴をよく捉えています。
特徴をよく捉えるためには“観察力〟と“表現力〟が必要です。


その観察力や表現力を高めるには、日常生活の中から「大きいね〜」など教えてあげたり、その他にも「小さい、丸い、四角い、トゲトゲ、固い、柔らかい。きいろ、青」などの感覚や色を言葉に出して教えてあげたり、聞いてみるといいですね。

雲を見ながら「くじらみたいだねぇ」と何に見えるか質問しながら遊ぶのもいいですし、今の時期なら、大きい葉っぱ探しやギザギザ葉っぱ探しなどの葉っぱ探しケームもおすすめです。

見たものをすぐにカタチにする練習として「粘土あそび」は子どもも喜びます。

観察力も表現力も何もしなくてもはじめから上手な子もいるかもしれませんが、繰り返し行うことでどんな子でも鍛えることができます。

絵を描く環境が身近にある

絵心がある子の家の環境を聞くと、クレヨンと紙がいつも近くにあります。子どもは身近なものに親しみを持ち、近くにあることで遊びの一部になることがあります。

以前お話ししたママさんで、とても絵が得意なママさんがいました。「なぜそんなに絵が得意なんですか?!」と聞いてみると、小さい頃は病気がちでよく入院していたとのこと。

その時にクレヨンとスケッチブックがいつも机の上に置いてあったから、似顔絵を描いたり、自分の気持ちなどの描写絵を描くようになったんだとか。

昔は広告の裏にお絵描きを描く機会が多くありましたが、今はタブレットなどにお絵描きをする子も増えています。

ただ、材料を置いておくだけではなく、お子さんと一緒にお絵描きを一緒にしながら遊ぶことをしながら“お絵描きが楽しい!〟と思ってもらうことで、目につくところにお絵描きの材料を置いておけば、自然と手にとっていくようになっていきます。

まとめ

今回は「絵心がある子どもの3つの特徴」についてお伝えしました。

絵心があることで、自分の想いや感じたことを絵やモノで表現しやすいですよね。表現できるということは、やはり人とのコミュニケーションにおいても重要な項目になってくると思います。

大人でも“私は絵が苦手で...〟という人もいますが、小さい頃に「絵を描いた経験」「絵を描いて褒められた経験」ただこれらの回数を重ねなかっただけのように思います。

ということは、回数を重ねたらみんな誰だってできるということです。

今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

保育士/webクリエイター

フィンランド好き保育士。素敵に見えるあのママも、悩み事なんてまるで無さそうなあの人も、実はみんなみんな子育てで悩んでいます。そんな毎日子育てを奮闘しているママさんたちが、少しでも肩の力が抜けて、笑顔になって、一歩踏み出せますように...という想いを込めて、ママさんひとりひとりの気持ちに寄り添う、まるでラブレターのような記事をお届けします。記事の内容は、保育士19年の経験、日々受けているお悩み相談からの気付き、そして、子育てで絶賛お悩み中のママへのインタビューを参考にしています。

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