美味しい梨は「右」or「左」?栄養士が『梨の美味しい選び方』を解説
こんにちは!栄養士食堂です。
今が旬の「梨」
皆さん「美味しい梨の選び方」は知っていますか?
せっかく食べるのなら美味しい梨を選びたいですよね。
そこで注目してほしいのが「皮の色」
この方法であればスーパーで「美味しい梨」を簡単に見分けることができます!
そこで今回は栄養士が「美味しい梨は右?左?」を詳しく解説していきたいと思います。
今回の目次
1 梨の栄養について
2 保存方法・調理のコツ
3 美味しい梨は右?左?
4 最後に
1.梨の栄養について
梨は約88%が水分で残りの多くは炭水化物(糖質)です。そのほか血圧を安定させるカリウム、便秘予防になるリグナン、消化を助けるたんぱく質分解酵素のプロテアーゼを含んでいます。
2.保存方法・調理のコツ
【保存方法】
キッチンペーパーで包み、さらにその上からラップで包んだら、ポリ袋に入れ、ヘタを下にして野菜室で保存しましょう。
【調理のコツ】
・切った後は酸化しやすいので、塩水に浸して防ぎましょう!
・梨はたんぱく質分解酵素があるため、すりおろした果肉を焼肉用の肉に加えるとお肉が柔らかくなりおすすめです。
3.美味しい梨は右?左?
お待たせしました!「美味しい梨は右?左?」を詳しく解説します。
結論…左の梨の方が美味しい!
今回比べた梨の種類はどちらも同じ種類の「豊水」です。
一般的に豊水や幸水などの赤梨は、熟すと果皮が緑→黄土色→赤茶色と変わっていきます。
写真の梨を比べると、左側の方が赤茶色に近く、右側の方が緑に近いので、左側の梨の方が完熟していて美味しいと判断ができます。
*日本の梨は基本的には追熟しないフルーツです。置いておいても甘くなったりシャリシャリ感が増すことはないと言われているので、スーパーで「完熟した梨」を見極めるのがとても重要◎
実際に食べて比べてみました。
↓剥いて食べてみると右の梨は、水分・甘みともに少なく、シャリシャリとした食感が強いと感じました。
↓左の梨は、甘みが強く瑞々しい印象で、食感は柔らかいと感じました。私の家族は、全員左の梨の方が美味しいと答えていました。
好みにもよりますが、瑞々しく甘みが強い梨を楽しみたい場合は左のような「皮がほどよく赤みがかっているもの」を、甘酸っぱくてシャリシャリとした食感を楽しみたい場合は右のような「皮が緑に近い梨」を選ぶのがおすすめです。
そのほか美味しい赤梨を選ぶには下記の<美味しい赤梨の選び方>を参考にしてみてくださいね。
<美味しい赤梨の選び方>
赤梨は、
・果皮がほどよく赤みがかっているもの
・果皮がザラザラしておらず、ハリがあるもの
・軸が真ん中にあり、太めのもの
・横幅がありずっしりと重みがあるもの
をチェックして美味しいものを選びましょう!
そのほか栄養士食堂では、
・「写真のようなお米を選んでください!」栄養士が『美味しいお米の選び方』を徹底解説
・食べごろのアボカドは「右」or「左」?栄養士が『食べごろのアボカドの選び方』を徹底解説
なども詳しく解説していますのでぜひご覧ください!