太るスクワット V.S. 痩せるスクワット
スクワットには女性版と男性版の2パターンがあるって知ってた?
例えば、お尻を鍛えたい女性の場合は
お尻を後ろに突き出すスクワット
が適切なフォームになります。
しかし、間違って膝を前に出すスクワットを行ってしまった場合、
前ももが大きくなる=足が太くなる
と言う望んでいない状態が生まれます。
これがいわゆる「太るスクワット」と表現されるやつです。
フォームで鍛えられる部位が変わる
股関節や膝をどう曲げるかで鍛えられる部位が変わります。
実は体には640個も筋肉があります。
これだけたくさん筋肉があるから少し曲げ方を変えただけでも効く筋肉が変わってしまうわけです。
上記動画のように膝を外側に向けるとお尻の筋肉に効きますが、
膝を内側に向けると前ももの筋肉に効きやすくなります。
正しいフォームが必要な理由は怪我をしないためと言うのもありますが、
自分が鍛えたい部位を鍛えるためでもあります。
フォームが正しいだけでは十分ではない
若い頃に運動経験がある人は筋肉の使い方を身につけており、またある程度の筋肉量もあるのでフォーム通りに行うと正しい部位を鍛えることが出来ます。
しかし、運動経験がない場合だと筋肉の使い方が分からず、しかも筋肉量が少ないために正しいフォームで行っても効果的に筋肉を鍛えられない場合がよくあります。
効果的で効率的に筋トレするには?
ポイントは2つです。
使う筋肉を意識する
反復練習する
例えば、お尻の筋肉を鍛えたい場合はスクワット中にお尻の筋肉が伸びて縮んでいるのを意識的に感じるようにしましょう。
そのためにはお尻の筋肉の形をあらかじめネットで検索しておくのが効果的です。
お尻の筋肉のように手で触れる場合は実際に手で触りながらトレーニングすると意識しやすくなります。
反復練習が必要となりますので、
鏡を見ながら
動画で撮影しながら
行うと改善点がよく分かります。
1〜2回では意識できなくても、10回ほど反復していると使っている筋肉を意識しやすくなります。
上記動画のように複数のスクワットパターンでどの筋肉をどのフォームで鍛えらえるのか確認しながら行うと効果的です。