自己中な子の5つの特徴【現役教師が解説!】
周りに自分の欲求や意見を強く主張して、周りの状況をあまり考えない子はいませんか?今日は、自己中な子の特徴について、私の教師としての経験を交えながら解説したいと思います。これを知ることで、子どもたちの行動の背景にある気持ちを少しでも理解できるようになればと思います。
自己中な子の5つの特徴
1. 自分の欲求を強く主張する
自分の欲しいものや、やりたいことを躊躇なく表現します。例えば、おもちゃの取り合いになると、「でも僕が先に見つけたんだもん!」と譲ろうとしない子がいます。自分の気持ちが何より大事なんですね。
2. 他人の気持ちへの配慮が少ない
周りの人の感情や状況をあまり考えずに行動します。グループ活動で、自分の意見ばかり言って人の話を聞かない子がいました。「みんなはどう思う?」って聞くのを忘れちゃうんですね。
3. ルールや順番を守るのが苦手
自分の都合を優先して、決まりを無視しがちです。並んで待つ場面で、「急いでるから」と言って割り込もうとする子がいます。自分の状況が一番大事だと思っているんでしょうね。
4. 注目を集めたがる
常に自分が中心でいたいという欲求が強いです。授業中、関係のない話を大きな声でして、みんなの注目を集めようとする子がいます。「僕を見て!」って言っているようなものです。
5. 失敗や批判を受け入れるのが難しい
自分の非を認めたり、アドバイスを素直に聞いたりするのが苦手です。
作品の感想を言い合う時、「もう少しここを工夫したら?」と言われても、「僕はこれでいいの!」と頑なに聞き入れない子がいました。
まとめ
自己中な子の特徴として、自分の欲求を強く主張すること、他人への配慮が少ないこと、ルールを守るのが苦手なこと、注目を集めたがること、そして失敗や批判を受け入れるのが難しいことについて解説しました。
これらの特徴を知ることで、子どもたちの行動の背景にある気持ちが少し見えてくるかもしれません。でも、みなさん、ここで一つ大切なことを覚えておいてください。「自己中」な行動は、決して良いものではありませんが、それは子どもたちの成長過程の一つの段階なんです。
ちょこっとアドバイス
大切なのは、自己中心的な行動の問題点を教えつつ、なぜそう行動したくなったのかを一緒に考えること。そして、他人の気持ちも大切にすることで、もっと楽しく過ごせることを体験させてあげること。そうすれば、きっと子どもたちは少しずつ、でも確実に、周りにも目を向けられるようになっていくはずです。
自分の気持ちを大切にすることは良いことです。でも、周りの人の気持ちも同じくらい大切です。みんなで協力すると、もっと楽しいことができるはずです。皆さんも、周りの子どもたちと一緒に、お互いを思いやる気持ちを育んでいってくださいね。
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