各線三宮駅、JR三ノ宮駅から海側に歩いて約5〜7分のところにある「磯上公園」が、2024年6月6日リニューアルオープン。木陰の中で散歩や休憩ができるプロムナードが整備され、世界的な造園家が監修したヒーリングガーデンが誕生しました。写真と動画でご紹介します。

公園北側の入口から美しいプロムナードが広場に向かって続いています。

公園中央部に芝生広場があり、子どもと楽しめる遊具も設置。

そして、公園の東側に設けられたのが、ヒーリングガーデン。

ヒーリングガーデンは、米国在住の世界的な造園家である、栗栖宝一（くりすほういち）さんの監修によるもの。

栗栖さんは、50年以上も前から、米国ポートランドで癒やしの庭を作り続けてきた方です。磯上公園のヒーリングガーデンは、本格的な日本庭園の作庭技法を取り入れ、池や滝などもある癒しの庭になっています。

まさに都会のオアシス。

ビルに囲まれた中に緑の森が出現。

昨年東遊園地もリニューアルされましたが、日本庭園はありませんよね。

木の形をしたベンチの傍らには「目で聴き、耳で観る」とのメッセージが。

案内図の説明にはこう記されています。

案内図には他にも「岩との対話」「雑木に囲まれた癒やしの場」「自然との語らい」「出会いの場」「滝と池」など、場所ごとにコンセプトが記されています。磯上公園のヒーリングガーデンを訪れたら、まずは案内図の説明を読んでから散策することをおすすめします。

メッセージを探しながら歩くのもいいですね。

その先には滝と池が。

Xに投稿した動画でどうぞ。

園路の土には、神戸市北区、淡河バンブープロジェクトの竹チップが混ぜ込まれています。竹を混ぜ込むと保湿性が上がって高温対策になるそう。

ヒーリングガーデンの北側には竹が。なんだか涼し気に感じます。

動画でご覧ください。

体育館前の芝生広場は、六甲山の樹木により木陰が生み出され、こんな素敵な木製のベンチもあります。ここでゆったり語らいながらお弁当を広げるのもいいかも。

磯上公園の北側には、2022年に誕生した神戸市立磯上体育館が。

磯上公園の地下には災害発生時に飲料水と消防用水を確保するための耐震性貯水槽が埋設されています。

ビルが林立するビジネス街に誕生した新しい磯上公園。

特にヒーリングガーデンは、森の中に水の流れを感じる癒やしの場。日頃のストレスから解放されたい時にもおすすめ。

自然と対話することで、自分の心の中にあるものを発見、純粋な自分と出会う機会を与えてくれます。

磯上公園は、東遊園地の北側の道路を東方向に徒歩約7分。普段東遊園地によく行く方も、一度足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

もっと自然を感じたい時は、近くのバス停からしあわせの村へ！

磯上公園の南側の出口を出て西側に歩いたところにある「貿易センター北」バス停からは、66系統 しあわせの村行きのバスも出ています。

もっと広々とした公園で癒やされたくなったら、バスに乗って「しあわせの村」まで足を延ばすのもいいかも。

遊具がいっぱい、子供が思う存分楽しめる「トリム園地」という無料エリアもありますよ。詳細はこちらの記事を→

また、しあわせの村の隣には誰もが気軽に里地里山文化を体験できる「あいな里山公園」も。詳細はこちらの記事を→

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