四季折々の草花が見られる「町田薬師池公園 四季彩の杜」の周囲に複数の施設があることをご存知でしょうか。「七国山緑地」「薬師池公園」「町田ぼたん園」に挟まれるようにある「ふるさと農具館」と「七国山ファーマーズセンター」。この2つの施設周辺に菜の花畑が点在しています。

地図検索で確認すると、「町田薬師池公園 四季彩の杜」から「ふるさと農具館」までは歩いて約13分。急な上り坂が多いので、実際に歩くともう少しかかります。息を切らしながら目的の場所にたどり着くと、周りはすっかり田園風景。近くで「ホー、ホケキョ」と鳴くウグイスの音色に癒されながら目的地を探します。

「ふるさと農具館」の目の前には「町田ぼたん園」。その周囲の畑を見ると、菜の花は咲いているけれどぽつりぽつり...。

収穫が終わって片付けてしまったのかと思いながら裏の方へまわると、大きな菜の花畑がありました。ただ、ここも花の見頃は終わった感が...。少しおとなしめに咲いている菜の花が広がっていました。もう少し早ければ、広い敷地いっぱいモリモリ元気に咲く菜の花畑が見られたでしょう。

「七国山ファーマーズセンター」の裏に自然に咲く菜の花畑

菜の花畑の周囲には田園風景が広がり、大きな道路がその先へも延びています。その道路をお散歩する人たちの姿がちらほら見られたので、せっかくだからと「七国山ファーマーズセンター」まで散策しました。「七国山ファーマーズセンター」の敷地には1本の桜の木があり、その裏を見ると小さな菜の花畑があるのを発見。少し低い土地だからか、まだ花が活き活きと咲いている様子。

桜は5〜7分咲きくらい。ほんのり薄いピンクの花びらと、活き活きと咲く黄色い菜の花とのコラボレーションがとても綺麗。

桜のピンクからは癒しを、菜の花の黄色いビタミンカラーからは元気をもらいました。

童話に出てきそうな小さなあぜ道

小さな菜の花畑から延びる小道は、地図によると薬師池公園まで続いているようです。ここだけまるで童話の中に入り込んだかのような風景。

スノードロップや、零れ種で飛んできたのか小さな菜の花があぜ道に生えていたりと、なかなか楽しい散策。春のかわいい草花には癒されますね。

もときた道を戻ったら、途中で「ニャオ」と呼ばれ、振り向いたら猫の姿が。飼い猫なのか、人に慣れているのか、近寄っても逃げない...。かわいい〜。

七国山周辺は自然がいっぱいで散策するには最高の場所。自然に癒されに、ふらりお散歩に出かけてみてはいかがでしょうか。菜の花や桜だけでなく、タイミングが良ければ猫ちゃんや、今ならウグイスの声にも出会えますよ。

※4/4時点の開花状況です。

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