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おがちゃん先生です。

今回は…

『末期腎不全になると現れる症状７選』

を紹介していきます。

腎臓について

腎臓は、腰の辺りに左右１つずつある臓器で、代表的な働きは「尿をつくる」ことです。

末期腎不全とは？

「末期腎不全」とは、腎機能が不可逆的（ふかぎゃくてき）に著しく低下した状態です。

末期腎不全では、透析治療（血液透析・腹膜透析）・腎移植が必要になります。

腎機能が低下する原因とは？

腎臓は「加齢」ととも徐々に機能が低下しますが、そこに「糖尿病」や「高血圧」などが加わると、腎機能の低下に拍車がかかります。

この他に、膀胱炎などの感染症・ストレス・喫煙なども腎機能が低下する危険因子です。

このようなことから、腎機能の低下が進行していくと「末期腎不全」となります。

末期腎不全になると現れる症状とは？

腎臓は「尿をつくる役割」があります。

しかし、末期腎不全となると、尿が正常な量つくれないため、"尿毒素"が体内に蓄積し「尿毒症」が起こります。

そこで今回は、末期腎不全により、尿毒素が蓄積して起こる「尿毒症」の症状を"７つ"に分けて紹介します。

①中枢神経症状

中枢神経症状としては、頭痛・意識障害・幻覚・けいれんなどがあります。

ちなみに、末期腎不全により、体の中に尿毒素が蓄積して、脳に障害が出た状態を「尿毒症性脳症」といいます。

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②末梢神経症状

末梢神経症状としては、レストレスレッグス症候群などがあります。

レストレスレッグス症候群は「むずむず脚症候群」ともよばれ、脚に不快感があり、じっとしていられず、脚を動かしたくなる症状です。

レストレスレッグス症候群の症状は、特に入眠時に強く感じ、睡眠に悪影響を及ぼします。

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③呼吸器症状

呼吸器症状としては、肺水腫などがあります。

例えば肺水腫では、呼吸困難や泡を多く含むピンク色の痰が出るなどの症状が起こります。

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④心血管症状

心血管症状としては、心不全・心膜炎などがあります。

「心臓」と「腎臓」は密接な関係があり、腎臓が悪くなると心臓にも影響し、心臓が悪くなると腎臓にも影響します。

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⑤消化器系症状

消化器系症状としては、口臭・悪心、嘔吐・食欲不振・下痢などの症状があります。

血液中のアンモニアが、尿から排泄できず、呼吸として出ることで、ツンとした口臭（アンモニア口臭）となります。

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⑥眼の症状

眼の症状としては、赤眼症候群・網膜症などがあります。

赤眼症候群は、目の結膜や角膜に炎症が起こり、充血し、目が真っ赤になります。

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⑦血液異常

血液異常として、代表的なのは「貧血」です。

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腎臓は「エリスロポエチン」という赤血球の産生を促進するホルモンを分泌しています。

しかし、末期腎不全によりエリスロポエチンの分泌が低下することで、赤血球も減少し、貧血が起こります。

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その他

尿毒症の症状として、この他には、感染症にかかりやすくなったり、皮膚の乾燥やかゆみ・だるさなどといった症状もあります。

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最後に

腎臓は「高血糖（糖尿病）」や「高血圧」などにより機能が低下します。

しかし、高血糖や高血圧は、特別な自覚症状がないので気がつきにくいです。

なので、自分の状態を知るためにも、定期的に健康診断を受けると良いでしょう。

では、今回はここまでです。

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