『豆乳の日』に“リセッ豆乳”! たんぱく質のバランスを整える豆乳コラボメニューもレストランで展開中
きょう10月12日には『豆乳の日』なのをご存知でしたか? 日本豆乳協会が「10(トウ)」と「2(ニュー)」の語呂を掛け合わせて制定しました。また10月全体を『豆乳月間』とし、「豆乳を飲み、豆乳を使った料理を食べることが日常化する豆乳生活の定着化」を目指しています。
実は、『豆乳の日』や『豆乳月間』と合わせて、”リセッ豆乳”という言葉も存在します。こちらも豆乳にちなんだ言葉なのですが、健康を意識するのに役立つキーワードです。
今回は、元テレビ局芸能記者で現・フリー記者のコティマムが、“リセッ豆乳”という言葉について、「リセッ豆乳PR事務局」にお話を伺いました。(取材・文=コティマム)
植物性たんぱく質と動物性たんぱく質のバランスを考える
”リセッ豆乳”という言葉は、実は日本豆乳協会発の言葉ではなく、「日本テトラパック株式会社 リセッ豆乳プロジェクト」による造語です。日本テトラパックは牛乳や豆乳など、食品・飲料用紙パックを製造している会社。この日本テトラパックが推進するのが『リセット豆乳プロジェクト』です。
リセッ豆乳PR事務局によると、”リセッ豆乳”という言葉には「豆乳で心身の不調をリセットしてほしい」という意味が込められているといいます。
「現代人はたんぱく質の摂取量が不足しており、特に『植物性たんぱく質』は昔と比べて摂取量が低下しています。たんぱく質不足や『動植物性たんぱく質』の摂取バランスの乱れは、さまざまな不調を招くと言われており、“心身ともに元に戻す”という意味で、『リセット』させることが現代人には必要なのです」(リセット豆乳PR事務局)
豆乳といえば、“植物性たんぱく質”。肉や魚、チーズなどの乳製品から摂取できる”動物性たんぱく質”とは特性が少し違います。リセッ豆乳PR事務局によると、「豆乳や豆、野菜などに含まれる植物性たんぱく質は、動物性に比べて消化吸収がゆるやかでカロリーも低く、食物繊維や抗酸化作用を持つ成分が含まれている」とのこと。
「動物性たんぱく質だけ」を食べる、また「植物性たんぱく質だけ」を食べるというのではなく、「動物性と植物性の両方からバランスよくたんぱく質を摂取しましょう」という点から、「心身ともに元の状態にリセットする」という意味が”リセッ豆乳”というワードに込められています。日本テトラパックは、たんぱく質を摂取する上で動物性と植物性のバランスを意識し、食卓に豆乳をプラスしてたんぱく質のバランスを整えてもらうために、そのメリットを発信しているのです。
実際にこれまでに、都内の各路線の交通広告やプロムナードなどに、”リセッ豆乳”を呼びかける広告を展開してきました。
また、普段の食事に豆乳を取り入れるメリットは、植物性たんぱく質だけではないといいます。
「豆乳にはたんぱく質だけではなく、他にもイソフラボンやミネラル、ビタミン類などのうれしい機能成分が含まれており、体をととのえ(調え)てくれる食品です。忙しい現代人でも手軽に摂取できます。ぜひ、日々の生活の中で『リセッ豆乳』してみてください」(リセット豆乳PR事務局)
たんぱく質以外の栄養も摂取できる豆乳で、バランスの良い食事を心がけたいですね。
11月30日まで”リセッ豆乳”を意識したアレンジメニューを展開
この『リセッ豆乳プロジェクト』では、11月30日まで東京と横浜のレストラン3店舗とコラボレーションし、豆乳アレンジメニューを展開しています。
東京・六本木のモッツアレラ専門店『オービカ モッツアレラ バー 六本木店』では、「豆乳リコッタとポルチーニ茸のボロネーゼ マファルデ」と、イタリア発祥の伝統的なお菓子「カンノーリ 豆乳リコッタ ピスタッチオ」を提供。
通常は牛乳で作ることの多いリコッタチーズを、今回は豆乳でヘルシーに仕上げています。どちらの料理にもこの豆乳リコッタを使用し、ヘルシーで軽い後味になっています。
筆者もいただきましたが、どちらも「豆乳のリコッタを使っています」と言われなければ気づかないほどしっかりチーズ感があり、食感もクリーミー! お腹いっぱいに美味しく食べることができました。
カンノーリもしっかりスイーツ感を楽しめますが、豆乳リコッタを使用しているので罪悪感を感じずに食べることができました。
また、世田谷のサンドイッチ&ハンバーガー店『FUNGO三宿本店』では、ハンバーガーやスープ、シェイクに豆乳を使用。満足感のある豆乳コラボメニューをいただくことができます。
「ベーコンジャムソイチーズバーガー」には、豆乳にレモンを加えてチーズにしたものに、少量のクリームチーズを合わせたコクのあるソイクリームチーズがたっぷり使われています。
ボリューミーなパテだけでなく、自家製ベーコン、スパイスと煮詰めたベーコンジャム、トマトなどの野菜も挟まれ、仕上げにメープルシロップも。ガッツリなハンバーガーなのに重たくなく、甘みと酸味、塩味のバランスを楽しめる一皿です。
また、アメリカ南部の伝統料理「ガンボスープ」を豆乳で作った「豆乳ガンボスープ」もヘルシーで美味。スパイシーなスープが豆乳でまろやかになり、オクラなどのゴロゴロ野菜と共に味わうことができます。
驚いたのは「ハニーソイラテシェイク」。こちらも「豆乳」と言われなければ気づかないほど濃厚なシェイクでした。バニラアイスを使用し程よい甘さで、〆の甘味としても満足度の高いシェイクです。
さらに神奈川・横浜市のみなとみらいにある中東イタリアン『Trattoria Tabule』でも、豆乳マヨネーズを使った「中東風 豆乳ウフマヨ」や、バターの代わりに豆乳を多めに使用した「サワラのソテー 豆乳ブールブランとつるむらさき」を提供しています。
どのレストランのメニューも、豆乳だけでなくお肉や魚、チーズなど動物性たんぱく質も使用しています。植物性たんぱく質と動物性たんぱく質のバランスを考える”リセッ豆乳”にふさわしいメニューですね。
豆乳コラボメニューは各店舗で11月30日まで提供中。皆さんも『豆乳の日』や『豆乳月間』を機に、”リセッ豆乳”を意識して、植物性たんぱく質と動物性たんぱく質をバランスよく摂取してくださいね。コラボレストランの豆乳コラボメニューも、ぜひお試しください。
取材に関する記事については「横浜ベイシェラトンの老舗ペストリーがリニューアル キツネ印の店名『ドーレ』に込められた意味とは?」もご覧ください。※スマホからご覧の方は、プロフィールからフォローしていただくと最新記事の見逃しがなくおすすめです。リアクションボタンもプッシュしていただけると、励みになります!今後も記者目線で、「ちょ~っとだけタメになる(?)」言葉解説をつづっていきます。
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