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リュ・ヒョンジン11球連続カーブなど多彩な投球パターンで9勝目を挙げる<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
6回1失点で9勝目を挙げたリュ・ヒョンジン(写真:ハンファイーグルス)

9月6日のKBOリーグは4試合がナイトゲームで行われた。

LGツインズ-ハンファイーグルス(チャムシル)は3-1でハンファが勝利。ハンファの先発リュ・ヒョンジンが、6回99球を投げて被安打6、LG打線を1点に抑えて9勝目(8敗)を挙げた。

リュ・ヒョンジンは1、2、4、6回と先頭打者から三振を奪うなど8奪三振。4回裏には4番ムン・ボギョン、5番パク・トンウォンに、全球カーブで二者連続三振を記録した。リュ・ヒョンジンは6番キム・ヒョンスまで、打者3人に11球続けてカーブを投じた。

また3番オースティン・ディーンに対してはチェンジアップを4球連続、一方で1番ホン・チャンギにはツーシーム、カットボール、スライダーなど様々な球種を交ぜるなど、多彩な投球パターンを見せた。

ハンファはこの日の勝利で60勝64敗2分けとなって、2018年以来6年ぶりのシーズン60勝に到達した。ハンファはこの5シーズン、9位または10位だったが今季は6位につけている。

映像:リュ・ヒョンジンの4回裏の投球(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇9月6日(金)の結果

・LG 1 - 3 ハンファ(チャムシル)

 勝:リュ ヒョンジン

 敗:ソン ジュヨン

・KIA 14 - 0 キウム(クァンジュ)

 勝:ファン ドンハ

 敗:キム ユンハ

・ロッテ 2 - 7 サムスン(プサン)

 勝:イ ジェイク

 敗:キム ジンウク

・NC 3 - 9 KT(チャンウォン)

 勝:コ ヨンピョ

 敗:イ ジュンホ

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「雨で2試合が中断、遅延」

KIAタイガース-キウムヒーローズ(クァンジュ)は試合開始直後に雨で1時間13分中断。またNCダイノス-KTウィズ(チャンウォン)は降雨後のグラウンド整備のため、59分遅れで試合が始まった。その後両球場とも雨の影響なく試合が行われた。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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