【簡単】自分で直せる!ボロボロの財布を500円で復活させる方法
こんにちは、おうちクリーニング(洗濯)研究家のハナです。
本日は財布のケア。500円で購入できる「コバの仕上げ剤」を使った革の修復方法を紹介します。
100円ショップで買えるシューズクリーナーを使うと水を使わなくても財布を洗うことができます。
ボロボロになって捨てようかどうしようかと迷ってる革の財布があったら、捨てる前にチャレンジしてみませんか?
ボロボロになった財布を修復
今回ケアするのはこちらの財布。
革の切り口を「コバ」というのですが、コバの部分がボロボロに擦り切れてしまっています。
内面もところどころ色が抜けたようになっていて合皮だとここまでダメージがあると復活は難しいのですが、本革ならまだまだ修復可能。
全体に薄汚れているのも気になりますので、まずは全体を洗います。
食器用洗剤、またはダイソーのスニーカーシャンプーで洗う
今回財布を洗うのに使ったのはダイソーで購入したスニーカーシャンプー。水を使わずにスニーカーを洗えるダイソーのグッズです。
液剤をつけて付属のブラシで力を入れずこすり、すぐに乾いた布で拭き取ります。
▼詳しい使い方はこちらの記事をご参照ください
ダイソー「水のいらないスニーカーシャンプー」レビュー!サンダルの黒ずみも5分でスッキリ
スニーカーシャンプーが手に入らなければ食器用洗剤を薄めたものを柔らかいスポンジにつけて洗ってもOKです。
食器用洗剤のほうがスニーカーシャンプーよりも素早く汚れが落とせますが、仕上がりはカサついた感じになります。乾いた後にカサつきを感じたら化粧品の乳液を薄く塗って保湿するとしっとりと艶やかに仕上がります。
【財布の洗い方(布部分)】
1、スニカーシャンプー、または食器用洗剤を水で薄めたものをスポンジにとって財布を軽くこすり洗い。
2、素早く乾いた布で泡を拭き取る
3、乾いてからカサついているような乳液を全体に薄くぬって保湿
革の擦れはシューズ用保湿クリームで修復
本革の場合は、少々の擦れなら保湿するだけでキレイになることが多いです。
保湿は靴用の保湿クリームを使います。
私が使ったのはク磨き、保湿、撥水まで一度にできる『レザーパートナー』という製品を愛用しておりますが、メーカーはどこのものでもいいので家にあるもので大丈夫です。なければ化粧品の保湿クリームでもOK
このとき、スポンジではなく厚手のストッキングを使うとクリームが皮革にスピーディに浸透して艶よく仕上がるのでおすすめです。
保湿しただけでもここまできれいになりますよ。
ボロボロのコバには仕上げ剤『コバスーパー』がおすすめ
今回財布の修復に一役かってくれたのはSEIWA社から発売されているコバの仕上げ剤『COVA SUPER(コバスーパー)』のダークブラウン。
コバとは革の裁断面のことで、コバの仕上げ剤はその断面を保護するために使われる液剤です。
いろんなメーカーからコバの仕上げ剤が販売されてますが、SEIWAの『COVA SUPER(コバスーパー)』は30gと小容量で定価500円(アマゾンでは490円でした)で購入することができるので、ちょっとだけ試してみたいという場合にはぴったりのサイズ感。
しかも色が黒や茶色だけではなく14色もあるのもポイントが高いです。いろんな色の製品に使えます。しかも混ぜて色を調整できるので色の種類は無限大です。
必要なもの
必要なものはコバスーパー、綿棒、たこやきピック(千枚通し)
たこやきピックは100円ショップでも販売されています。
とはいえ、関西圏以外でたこ焼きピックは手に入りにくいと思うので、その場合は竹串を使ってください。
コパスーパーを財布のコバに薄く塗布していきます。ダメージが目立たなくなるまで何度か乾かしては塗り重ねるを繰り返すと綺麗に仕上がりますよ。
はみ出したところは素早く綿棒で拭き取ります。
筆などでコバの仕上げ剤を厚めに塗る方が作業は早いですが、表面が凸凹しやすく、後で紙やすりで削らないといけなくなるので、初心者さんにはハードルが上がってしまいます。
コバスーパーを塗り重ねてダメージが目立たなくなったら1日以上乾かして終了です。
これでコバのダメージはほぼカバーできたのではないでしょうか。
コバスーパーは光沢があるので、近くでよく見ると「塗ったな」ってわかりますが、遠目ではほとんど目立ちません。
光沢が気になる場合は爪磨きや1200番くらいの紙やすりで表面をかるく擦ると光沢が落ち着いてより目ただなくなります。
きれいに仕上がりました。
コバスーパーを使う時のコツは薄く塗り重ねるだけなので、捨てようかどうしようか悩んでる革の財布があれば、ぜひチャレンジしてみてください。
自分で直せると愛着が湧きますよ。