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【京都市】伏見区 『大岩神社』には日本画家である堂本印象の寄贈した素晴らしい石鳥居が!

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都の東側にある山科区の「勧修寺」近くから伏見区へ行く道中、いつも通る山道が気になっていました。

「大岩神社」自動車道入口という石碑があります。

自動車道とあるのでどれほどの急な坂だか気になりましたが、自転車移動していた私は携帯で検索した結果、10分ほどで「大岩神社」に着くとのことでチャレンジを試みました。

急な坂道を自転車を押して登ること15分ほど、汗だくになりつつも「大岩神社」と書いた石碑と鳥居が現れました。

大岩山の山頂付近にある大岩・小岩をご神体とする大岩神社に向けて、麓から山を縫うように参道が伸びています。

まず八坂神社である祇園社ゆかりの「牛頭天王」が祀られていました。

疫病から守ってくださる神様です。

大岩・小岩を御神体の男神・女神とする古代の神祀りの名残のある神社です。

古い説明書が飾られていました。

素敵な彫刻が見られる石鳥居が見れます。これが噂の彫刻が施された石鳥居かと感動♪

伏見側にある登山口から登ると、堂本印象が寄進した中村広次郎の彫刻入の石鳥居も見られますよ!

「大岩神社」にある石鳥居はどれを見ても素敵です♪

有名な日本画家・堂本印象のもう一つのやや小さい鳥居が「大岩神社」にあります。

「難病の神様」として信仰されただけでなく、「心の病」にも御利益があると伝わります。

疫病封じにご利益がある神社『大岩神社』。

白姫龍神大神、味山弁財天、白國大神、豊国大神、豊平大神、高吉大神など神仏習合の神仏が祀られていると同時に、伏見稲荷神社が近いことから稲荷の塚があったと言われています。

山道にも祠がありました。

今は、猫ちゃんが「大岩神社」を守ってくれているそうです。

ひょっこり顔を出す猫ちゃんが可愛い♪

「大岩神社」はなかなか奥深い神聖な山奥の神社でした。

「大岩神社」から大岩山(185メートル)の山頂まで行くと、「大岩山展望所」もあり京都の南側に広がるナイスビューが楽しめますよ♪

大岩神社
京都市伏見区深草向ケ原町89−2

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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