【カルディ】マニアが薦める赤ワイン。見た目に惑わされがちの1本が、大満足のコスパだった!
※お酒は20歳になってから
カルディで選びたい!飲みやすいコスパ赤ワインならこれ
みなさんおなじみのカルディで選びたい。本日はワインマニアの筆者が選ぶ、見た目に惑わされるな!とお伝えしたい赤ワインをご紹介します。
ワイン名はチャオ・プリミティーヴォメルロー
まずこのワインですが、驚きの「紙パック」ワインです。ワインと言えば瓶のボトル…と考える方がほとんどでしょう。この紙パックの見た目は、それとはまるでリンクしません。それゆえ、購入の際の選択肢から避けてしまいがちな1本。しかしながら、飲んでみると驚き。果実味がしっかりあって飲みごたえも十分で美味しいのです。「あれ!?…意外とおいしいぞ!!」と多くの方が思うはず。さらには、通常のワインの容量が750mlであることに対して、1000ml入っているということもありとてもコスパが優秀なワインです。
濃いのに渋くない。その秘密は「ブドウの品種」
さて、ワインの理解度を深めるコツがあります。それは原料となるブドウの品種に注目する事。ワインは、原料となるブドウ品種で5割くらいは味わいの傾向が決まるといっても過言ではないでしょう。
このチャオ・プリミティーヴォメルローはその名の通り「プリミティーヴォ」という品種と「メルロー」というブドウ品種を使っています。
覚えたい!ブドウ品種「プリミティーヴォ」
まずプリミティーヴォは南イタリアで多く栽培されるブドウの品種です。アメリカでも、ジンファンデルという別名で栽培されています。チェリーやプラムを思わせる濃い果実味を感じる品種。ポイントとなるのは、後味が渋さが控えめな品種である事。ワインを飲み初めの方で、ワインの渋さがちょっと苦手…と言う方は多いはず。プリミティーヴォ種は、そんなワイン初心者の悩みを解消してくれる品種と言ってもよいでしょう。
覚えたい!ブドウ品種「メルロー」
メルロー種は非常にメジャーなブドウ品種で、世界中で栽培されています。こちらもプラムを思わせる濃い果実味が特徴。そして、後味の渋さがまろやかで控えめな品種です。フランス、チリ、日本、アメリカなどなど、生産国も多いことから非常に見かける頻度の多いブドウ品種。困ったときに選びたい品種です。
ワインは「ブドウ品種」を意識すると面白い
つまり、このワイン、チャオ・プリミティーヴォメルローは、端的に言えば「渋さ控えめブドウ品種の、2種ブレンドワイン」ということになります。プリミティーヴォ種は濃くて、渋さ控えめ品種。メルロー種も濃くて、渋さ控えめ品種と思いながら飲むとワインがもっと楽しくなりますよ。加えて、このワインは南イタリアのプーリア州で作られるワイン。プーリア州のワインは飲みやすい作りのワイン造りであることが多く、品種・産地と相まって、ワイン初心者にぴったりのワインと言えます。
驚きのコスパ。価格は1,078円
何よりも、価格がお求めやすいのがポイント。紙パックということで開けやすく、例えばトマトを使ったピザやミートソースパスタなどとも相性抜群。
ぜひワイン選びで迷った時に、手に取りたいワインの一つです。