札幌市内だと、白石区に物流の拠点となる流通センターがあるということも関係しているのかもしれませんが、白石区や厚別区には、多くの食品メーカーの工場がありますよね。(厚別区は30年ほど前までは白石区でしたし)。とはいえ、消費者としては、工場だけで直営店が無いと、ここに工場があったということを知らずに過ごしているのは私だけではないはず。

2月10日に厚別区厚別東3条2丁目の丸市食品の敷地内に珍味ショップがオープンするというチラシが我が家に入ってきて、はじめて厚別区に珍味製造の工場があることを知りました。かくいう私は、ずっと札幌市民ではありますが、厚別区民になってまだ3年ちょっと。コロナ禍での引っ越しということもあり、まだまだ近隣スキルが足りないものですから、厚別区や白石区の探険を楽しんでいます。

で、このチラシに載っている地図を見てびっくりしたのは、目印として「がんねん」(私が書いたがんねんの記事は、【札幌市厚別区】厚別でステーキを食べたかったら、ランチタイムも17時までの「がんねん」がオススメ ) が載っていること。丸市食品までの曲がり角でもないのに載っているのは、厚別区民の方は、がんねんの場所は知っている人が多いという証かも。

ということで、国道12号線沿の「がんねん」の前を通って、暖龍のある交差点で右折して厚別東通に入り、オープンしたての珍味ショップ「MARUICHI SHOP（マルイチショップ）」に行ってきました。

丸市食品の敷地内ということですが、丸市食品の駐車スペースのところで、厚別東通沿いに面してマルイチショップがあって、奥に工場があるようです。

とてもオシャレな建物ですし、中に入ってもオシャレな店内です。

珍味があれこれ販売されていますが、どれがいいのか迷っていると、店員さんが2種類の試食を提供してくださいました。そして、オススメランキングもありました。

お店の右側は、イートインスペースにもなっていて、コーヒーと、フィナンシェやクッキーなども楽しめるようになっています。

チラシ持参でお会計2000円以上だと10％割引ということで、今回の私は、あれこれ5袋買って、オープン記念に1袋いただいてきました。（引き換え券になっていたチラシの右下角がないのはその理由です）

チラシにあった盛りかたを意識して、写真をとってみました。笑

私は、お茶うけとしての珍味ですが、鮭のジャーキースライスは、とても柔らかくて食べやすかったです。イカのチーズロールは、いかをチーズで巻いて燻製してロール状に巻いたものということで、丸の中心部にイカがいるわけです。これは、ひとつ食べたらもうひとつ食べたくなる味です。

種類によって価格は違いますが、1袋が税込みで300円台から買えるのと、パッケージがおしゃれなので、自分でちょっと食べたいという時はもちろんのこと、ちょっとしたギフトにも良さげだと思いました。今年はちょっとすぎてしまいましたが、バレンタインの時に甘いものが苦手な方への贈り物にも良さげだと思います。ホワイトデーのお返しにも、チーズ系の珍味だったらありだと思います。

そしてなによりも、厚別でこんなに美味しい珍味を作っている工場があるのを知れたことが何よりもの収穫でした。（知らなくてすみませんでした）