沖縄・梅雨明け10日は晴れやすい
【沖縄は夏の顔・梅雨明け天気図】
沖縄の南には夏の主役、太平洋高気圧がお目見え。太平洋高気圧が梅雨前線を北に押し上げて、沖縄地方は梅雨明けの発表となりました。
(沖縄地方は26日に梅雨明けを発表。平年より3日遅い。)
6月下旬の夏至の頃に高気圧の縁を廻る南からの風、”カーチーベー”が吹くと沖縄付近は夏の顔、夏の天気図となります。
(『夏至南風(カーチーベー)とは沖縄で梅雨明けを知らせる季節風のこと』)
梅雨明けした日はまさしく教科書通りの天気図となりました。
【梅雨明けから10日後の沖縄は晴れやすい】
梅雨明けから10日間前後は太平洋高気圧が力を強めてくる為、安定して晴れる日が多くなります。沖縄の梅雨明けの頃は台風の影響が少ない時期でもあります。
(6月の沖縄地方への台風の接近数は0.6個)
今までのジメジメ梅雨から一転、カラッと夏空へ。晴れる日が続くと気温がグングン上昇します。
【今年の沖縄は猛暑?!】
日本一早く梅雨が明けた沖縄に旅行を計画している方に注意をして頂きたいのが熱中症です。沖縄地方は7月上旬にかけて『かなりの高温になる』予想が発表されました。
(この期間の平均気温は沖縄は28.4℃~29℃。東京は22.6℃~24.8℃)
沖縄は、空港に着いたその瞬間から強烈で力強い夏の日差しと亜熱帯のモワッとした独特の空気が待ち構えています。
本州は梅雨本番。体が暑さになれていない頃のお出かけ。せっかくの沖縄旅行で体調をくずなさいようにしたいものです。
(26日気象庁発表の1か月予報 対象期間6月28日~7月27日)
北日本・東日本・西日本の気温はほぼ平年並みの予想。沖縄・奄美の気温は高く、特に7月上旬にかけての沖縄の気温はかなり高い予想。