速報 沖縄夏到来。日本一早い梅雨明け
速報 沖縄地方梅雨明け(26日午後2時発表)
沖縄気象台より26日午後2時、
「沖縄地方は梅雨明けしたと見られる」と発表がありました。
(※速報値。確定値は9月に発表)
沖縄地方は太平洋高気圧に覆われて概ね晴れています。
沖縄地方は向こう1週間も太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多い見込みです。
今日那覇の最高気温は31.9度、7月中旬並みの気温となりました。
今年の沖縄地方の梅雨明けは平年より3日遅く、昨年より15日遅い梅雨明けとなりました。
梅雨の期間は52日間でした。(平年値は45日間)
【梅雨期間の降水量】
沖縄本島南部・那覇は716ミリで平年比164%、沖縄本島北部・名護では798.5ミリ、平年比190%。
一方、西表島や与那国島の降水量は平年より少なく平年の80%から90%程度でした。
【ダムは潤う】
沖縄本島のダムの貯水率は26日現在、99.4%となっています。
今年の梅雨はダムのある本島北部周辺で雨が多く降っていたのが特徴です。
平年よりも梅雨明けが遅くなったのは2009年以来5年ぶり、(2009年の梅雨明けは7月6日頃。梅雨明けの平年値は6月23日頃)
梅雨の期間が50日間を超えたのは2005年以来9年ぶりとなります。(2005年の梅雨期間は56日間。梅雨期間の平年値は45日間)
【多雨・日照不足】
時期でみると、5月上旬の降水量は統計を開始した1961年以降最も多く、
5月上旬の日照時間は統計以降、最も少なくなりました。
【高気圧がぽっちゃり。前線北上に伴い本州の梅雨は】
太平洋高気圧が西に大きく張り出してきました。
梅雨前線が北上し、沖縄地方は梅雨明けの発表となりました。
これからは本州の梅雨のステージが一歩前進します。
東日本・西日本では来週にかけて不安定な天気に注意が必要です。