一つのことにこだわる子の5つの特徴【現役教師が解説!】
図工の時間、色を塗る場所が気になって、何度も何度も塗り直すSくん。「ここがまだ完璧じゃないんだ」と、休み時間も一生懸命。一見、融通が利かないように見えるかもしれません。でも、その姿勢から生まれる作品には、いつも驚かされます。
一つのことにこだわる子どもたち。時には周りをやきもきさせることもありますが、その真剣さには「物事を大切にする心」が隠れているんです。今日は、そんな子どもたちの特徴を解説します。
一つのことにこだわる子の5つの特徴
1. 納得いくまで続ける
「もう一回、やり直したい」と、納得いくまで続けるのが特徴です。その丁寧さは、素晴らしい成果を生み出します。
2. 細部まで気になる
給食の盛り付けが気になって、豆一つ一つの向きを揃えるなど、細部まで気になる子もいます。その几帳面さは、時には係活動では頼もしい存在になります。
3. 自分なりのこだわりがある
「赤は情熱の色だから、ここは絶対赤がいいの」と譲らないなど、自分なりのこだわりがあります。その独自の世界観が、個性的な表現を生みます。
4. 順序や手順を大切にする
道具の片付けも、いつも決まった順番でするなど、順序や手順を大切にする子がいます。その習慣が、クラスの整理整頓の見本になります。
5. 完璧を求める
「まだできてない」と、時間いっぱいまで取り組むなど、完璧を求める子もいます。その真剣さが、高い目標への原動力になるのです。
まとめ
一つのことにこだわる子どもたちについて解説しました。時には周りとペースが合わないこともありますが、その姿勢は「最後までやり遂げる力」「物事を深く考える力」につながっています。
ちょこっとアドバイス
「もういいでしょ」ではなく、「ここまでよくできたね」と、努力を認めましょう。時には「ここまでは必要、ここからは自由」と、めやすを示してあげるのも効果的です。こだわりを否定せず、「そういう考え方もあるね」と、その視点を認めてあげましょう。
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