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(速報)大阪地裁が辻裕教仙台高検検事長の証人尋問を採用

赤澤竜也作家 編集者
辻裕教仙台高検検事長の証人申請を認めた大阪地方裁判所(写真:西村尚己/アフロ)

 神戸学院大学の上脇博之教授が黒川弘務東京高検元検事長の勤務延長をめぐる行政文書の不開示決定取消を求めて起こしていた訴訟において、大阪地方裁判所(徳地淳裁判長)は6月16日、原告の求めていた辻裕教仙台高検検事長の証人申請を認めた。

 辻検事長が法務省事務次官時代、国家公務員法81条の3の勤務延長の規定が検察官にも適用できるとの解釈変更を行った際の行政文書作成過程を問うもの。

 天皇の認証官である検察庁最高幹部クラスの民事訴訟での証人採用は極めて異例である。

作家 編集者

大阪府出身。慶應義塾大学文学部卒業後、公益法人勤務、進学塾講師、信用金庫営業マン、飲食店経営、トラック運転手、週刊誌記者などに従事。著書としてノンフィクションに「国策不捜査『森友事件』の全貌」(文藝春秋・籠池泰典氏との共著)「銀行員だった父と偽装請負だった僕」(ダイヤモンド社)、「内川家。」(飛鳥新社)、「サッカー日本代表の少年時代」(PHP研究所・共著)、小説では「吹部!」「白球ガールズ」「まぁちんぐ! 吹部!#2」(KADOKAWA)など。編集者として山岸忍氏の「負けへんで! 東証一部上場企業社長VS地検特捜部」(文藝春秋)の企画・構成を担当。日本文藝家協会会員。

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