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【京都市中京区】創業100年超の老舗牡蠣専門店!産地別の牡蠣食べ比べが絶品すぎる【かき屋錦だいやす】

MIZUHO.WORKトラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

京都で“牡蠣”といえば「かき屋 錦・だいやす」。大正10年(1921年)創業の生牡蠣専門店で、創業100年を超える老舗。広島からの牡蠣舟で行商をはじめ、その後錦市場にお店を構えたそうです。

錦市場の軒先には、全国から仕入れた生牡蠣が並んでいます。検査機関で厳しい検査を実施、安全性に優れた生牡蠣を提供しています。

平日13時半頃、店頭には2、3組の列がありましたが、すぐにご案内していただけました。入店する前に、入口でしっかり手洗いをするのがルールです。建物は築200年の町家づくり。縦に伸びた奥に飲食スペースがあり、その奥には京都らしい箱庭がありました。

必ず注文したいのが「生牡蠣の4種盛り合わせ」。産地別の食べ比べセットです。この日の牡蠣は、岩手・長崎・兵庫・北海道産の4種類。産地によって形や大きさが異なり、岩手から北海道にかけて、味が濃くなります。

身の大きさは岩手の牡蠣がナンバーワンで、中身の詰まり具合は長崎の真牡蠣。味の濃さは「北海道厚岸産」が圧倒的でした。あまりの美味しさに追加注文!

生牡蠣のお供に楽しみたいのは日本酒。京都の地酒はもちろん、全国の地酒も豊富です。生牡蠣とのペアリングには、全国の日本酒飲み比べがおすすめ。東北や北陸地方のキリッとした淡麗辛口は生牡蠣との相性抜群です。

ほかにも牡蠣フライや焼牡蠣など、定番の牡蠣メニューも外せません。調理法に合う種類の牡蠣で調理してくださるので、牡蠣の旨味をしっかり味わえ、身が充実しています。

牡蠣以外では、京都らしいおばんざいメニューが充実。出汁がよく効いたお野菜は胃にやさしく、いくらでも食べられそうです。不動の人気は「小芋のから揚げ」。京都の男性陣は、必ずこのメニューを注文している気がします。

冬の時期に食べたいのが「雲子の天ぷら」。関東で言う「白子の天ぷら」で、サクッとした衣のなかにじゅわーっとした白子の食感がたまらない美味しさ。日本酒が止まらなくなります。

まだまだ寒いこの時期は粕汁もおすすめ。まだまだ冷える日には必ず頼みたい逸品です。

「かき屋 錦 だいやす」は錦市場の大人気なお店のため、ピークを避けるがおすすめ。この時期ならではの絶品!牡蠣料理をぜひご賞味ください。

かき屋 錦 だいやす
住所:京都市中京区錦小路通高倉東入中魚屋町509
電話:075-221-0246 ※予約不可
営業時間:11:00~18:00(L.O17:30)
定休日:なし
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/daiyasu.nishiki/

トラベル・グルメライター/インバウンド・越境EC(京都市)

神社仏閣とお酒をこよなく愛する自由人。仕事は、インバウンドに関する事業に従事。個人活動としてトラベル・グルメ系の連載や寄稿も多数。京都に憧れ、4年前に移住してきた関東人です。地元出身とは異なる視点で地域を発信していきます。

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