韓国シリーズ第1戦はKTが9回決勝打で先勝 29年ぶりV目指すLGは初戦を落とす<韓国KBOリーグ>
29年ぶりのシリーズ制覇を目指す公式戦1位のLGツインズと、プレーオフを制した2位KTウィズが対戦する韓国シリーズの第1戦が7日、チャムシル球場で行われた。
両チームとも初回に得点を挙げるも中盤以降はこう着状態が続き、2-2の同点で9回に突入した。9回表、KTはLGの抑えコ・ウソクに対し2死後、四球の走者を置いて7番ムン・サンチョルがレフトオーバーの二塁打。一塁走者が還って3-2と勝ち越しに成功した。
1点をリードしたKTは9回のマウンドにプレーオフで4試合に登板し、5イニング無失点のパク・ヨンヒョンが上がった。パク・ヨンヒョンはLGの8番からの攻撃を三者凡退に抑えてゲームセット。KTが3-2で勝利し先手を取った。
韓国シリーズは7戦制。どちらかが4勝した時点で決着となる。KBOリーグでは公式戦1位の優勝表彰はなく、韓国シリーズの勝者がその年の優勝チームとなる。
◇11月7日(火)の結果
・韓国シリーズ第1戦
LG 2 - 3 KT(チャムシル)
勝:ソン ドンヒョン
敗:コ ウソク
◆「APBC代表の合宿練習開始」
来週16日から東京ドームで行われる24歳以下を中心とした国際大会、「アジアプロ野球チャンピオンシップ」に出場する韓国代表チームが、6日からテグサムスンライオンズパークで練習を開始した。今季は公式戦の雨天中止が多かった影響で、韓国シリーズが昨年より6日遅く開幕。現在韓国シリーズを戦っているLG、KTの代表選手は同合宿に参加していない。練習は13日まで行われる予定。
※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。