ドジャースは第3戦の前にロースターの入れ替えを行う。フリーマンは先発出場
フレディ・フリーマン(ロサンゼルス・ドジャース)は、ディビジョン・シリーズの第1戦と第2戦に続き、これから始まる第3戦も、「3番・一塁」として出場する。
9月26日に一塁へ駆け込んだ際、フリーマンは、一塁手のタッチを避けようとしてバランスを崩し、右足首を捻った。そこで試合から退き、レギュラーシーズンの残り3試合は欠場した。
ディビジョン・シリーズで復帰し、第1戦は2安打に加えて盗塁も記録したが、第2戦は6回表の守備につかなかった。右足首の痛みにより、キーケー・ヘルナンデスと交代。マックス・マンシーが三塁から一塁へ移り、キーケーは三塁を守った。
万全の状態ではないものの、出場は可能、ということだろう。
一方、ドジャースは、第3戦の前にロースターの入れ替えを行った。リリーバーのマイケル・グローブを外し、ベン・カスペリアスを加えた。
シリーズの途中であっても、怪我人が出た場合は、コミッショナー事務局に申請し、それが認められれば、選手を入れ替えることができる。
グローブは、第2戦の8回表に2死から登板した。1人目のザンダー・ボガーツ(サンディエゴ・パドレス)にホームランを打たれ、2人目のジェイク・クローネンワースを三振に仕留めた。
どうやら、肩を痛めたらしい。ここでロースターから外れたグローブは、ドジャースがリーグ・チャンピオンシップ・シリーズに進んでも、そのロースターには入れない。ワールドシーズワールドシリーズのロースターに入ることはできる。
カスペリアスは、8月末にメジャーデビューした。メジャーリーグでは、8月31日、9月22日、27日に登板。無失点は1試合目だけだが、対戦した37人中12人から三振を奪っている。
ジョー・ケリーは、まだ投げられないようだ。ブルースター・グラテロールとブレント・ハニーウェルJr.の状態は不明だが、シーズン終盤に故障者リスト入りしたため、投げられるとしても、復帰可能な日数に達していない。