Yahoo!ニュース

コロナ禍でも愛犬は癒しの存在に? 実は大家族・キムタク家の様子をワンコから紐解く…

石井万寿美まねき猫ホスピタル院長 獣医師
(写真:アフロ)

木村拓哉さんは愛犬家として有名です。

いつもワンコを飼っているだろな、という認識はありました。最近、デビューされた長女とのワンコの散歩写真が、FRIDAY DIGITAL掲載されていました。工藤静香さんの誕生日(4月14日)の投稿からも、家族が仲のいい様子がうかがえますね。

木村拓哉(47)は時間が空くと、愛娘を連れて愛犬の散歩に出かける。親子の貴重なコミュニケーションの時間なのだろう。自宅の近所を歩きながら、父親として長女に芸能界デビューの心構えをアドバイスしたのかもしれない……。

出典:木村拓哉 鮮烈デビューの長女・Cocomiと仲良く愛犬の散歩へ

キムタクの奥さんの工藤静香さん親子のインスタにワンコをあげているので、見てみました。多頭いるのですね。私が見つけることができた犬種の別の写真です 。

・オールド・イングリッシュ・シープドック 2頭(30キロ前後) 

撮影筆者 『The World Encyclopedia of Dogs』より オールド・イングリッシュ・シープドック
撮影筆者 『The World Encyclopedia of Dogs』より オールド・イングリッシュ・シープドック

・ラブドゥードル(もしくはプードル) 1頭  アムちゃん(8キロ前後)

撮影筆者 『The World Encyclopedia of Dogs』より プードル
撮影筆者 『The World Encyclopedia of Dogs』より プードル

・ホワイトペキニーズ 1頭  バブルちゃん(5キロ前後)

撮影筆者 『The World Encyclopedia of Dogs』より ペキニーズ
撮影筆者 『The World Encyclopedia of Dogs』より ペキニーズ

・フレンチブルドック 1頭  ハニーちゃん(5キロ前後)

撮影筆者 『The World Encyclopedia of Dogs』より フレンチブルドック
撮影筆者 『The World Encyclopedia of Dogs』より フレンチブルドック

キムタク家を確かめたわけではありませんが、工藤静香さん親子のインスタから、ワンコの写真を見ると5頭はいるようですね(いま、5頭の全てのワンコがいるかどうかわかりません。最近のインスタに写っているものです)。

犬が好きな人には、理想の世界です。でも、そう簡単ではありません。この子たちの世話をするのが、時間も手間もかかります。

・ワンコのお散歩

大邸宅に住まれているので、小型犬は、お庭に散歩でいいのでしょうが、オールド・イングリッシュ・シープドックは、大型犬なので、やはり外のお散歩は必要です。それで、木村拓哉さんと一緒に散歩させているところを写真に撮られたのでしょうね。

・食事 たとえば、1頭に1日2回あげると10回。

その度に、食器にフードを入れて洗うことになります。多頭飼いになるとフード代も多額になりますね。私の知り合いで大型犬2頭を飼っている人は、フードにこだわると簡単に数万円はかかるといってます。

・犬の抜け毛などの掃除

オールド・イングリッシュ・シープドックとラブドゥードル(もしくはプードル)は、巻き毛なので毛が抜けにくいです。他の2頭は抜け毛があるので、掃除がたいへんです。

 ところが工藤が公開した写真の中の1枚で、手が少し荒れていることにファンたちが心配の声をあげた。すると工藤は「カサカサ手の件で逆に皆さんに気を使わせてしまった~。ごめんね」とコメント返し。

出典:工藤静香の「カサカサ手」をファン心配…「ちゃんと家事をやってる人の手」といたわる声も

上記のようにあるので、工藤さんが中心になってご自宅でまめに世話をされているのでしょうかね。

ご長寿

・フレンチブルドック

・ホワイトベキニーズ

この2頭は、10歳を過ぎているようで、シニア犬です。シニアの犬は、飼い主がきちんとお世話をしないと長生きできません。途中でこの2頭が、歩かなくなると、抱っこして帰宅されているようです。

まとめ

工藤静香さん親子のインスタからワンコを通して見える生活は、自宅に帰るとワンコがたくさんいて、賑やかなのでしょう。写真から、ワンコは大切にされているな、というのがわかります。

いまの時期、テレワークで犬がほしいと思っている人もいるでしょう。犬を飼うことは、命を守ることなので、その辺りもしっかり考えてくださいね。ワンコは、癒しをくれます。その分、飼い主になれば、しっかり愛情を持ってお世話をすることも大切です。

まねき猫ホスピタル院長 獣医師

大阪市生まれ。まねき猫ホスピタル院長、獣医師・作家。酪農学園大学大学院獣医研究科修了。大阪府守口市で開業。専門は食事療法をしながらがんの治療。その一方、新聞、雑誌で作家として活動。「動物のお医者さんになりたい(コスモヒルズ)」シリーズ「ますみ先生のにゃるほどジャーナル 動物のお医者さんの365日(青土社)」など著書多数。シニア犬と暮らしていた。

石井万寿美の最近の記事