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江戸川区の住宅街に世界から観光客が来る場所があった…春花園bonsai美術館が美しい…

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こんにちは、休日メディア「ホリデーノート」を運営しているotoです。今回は、江戸川区の住宅街にある「春花園bonsai美術館」をご紹介します。

JR総武線「小岩駅」または都営新宿線「瑞江駅」よりバスでのアクセスが可能。都営新宿線「瑞江駅」からは距離にして約1.6kmなので、歩くと23分ほどになります。また駐車スペースもあります。

春花園bonsai美術館とは

春花園bonsai美術館は、内閣総理大臣賞を4回受賞した盆栽作家・小林國雄氏が、2002年に私財を投じてオープンした施設です。

盆栽の表情らしさを世界に広めたいという小林氏の願いどおり、世界から多くの観光客が訪れます。なんと、ハリウッド界からレオナルド・ディカプリトやキャメロン・ディアスも訪れたそう。

800坪の敷地には、盆栽が所狭しとならぶ日本庭園、そして数寄屋造りの家屋が建ち、美しい和の風景を見せてくれます。

春花園bonsai美術館の日本庭園が風流

”夢のかけはし” と名付けられた赤い橋がかかる池には立派な錦鯉がおよぎます。上の写真だけを見ると、手入れが行き届いた、よくある日本庭園のように思うかもしれません。

しかし、全体を見渡すとビックリ!

どこもかしこも、大きなものから小さなものまで、おびただしい数の盆栽があたりを埋め尽くしています。これらの盆栽は展示されているだけかと思いきや、販売もされているんです。

1億円の盆栽にビックリ仰天

上の写真の盆栽のお値段は、なんと1億円です!値段が書いてあるわけではなく、春花園bonsai美術館の方が値段を教えてくれました。

この盆栽以外にも1億円のもの、数千万円のものがズラリ…。どれも綺麗に手入れされており、愛情込めて大切にされているのがわかります。

樹齢も400年、500年など…値段やら樹齢やらさまざまなことに驚いてしまいます。人間も、肌をみて「この人は何歳ぐらいだろうなぁ」と判断しますが、盆栽の木も、幹の様子から樹齢がわかるのだそうです。

数寄屋造りの家屋

数寄屋造りの家屋に上がることができます。畳がしかれた部屋から眺める日本庭園もまた美しく、しばらくボーっと過ごしたくなります。外国の方にとっては、盆栽だけでなく、こうした日本らしい建物が楽しめるのも魅力なのでしょう。

春花園bonsai美術館は外国からのお客様が8〜9割

筆者が訪れたときも、筆者以外は外国人のお客様ばかりで、日本人が来る方が珍しいとのこと。成田空港から直接「春花園bonsai美術館」へ訪れる外国人も多いと言います。

春花園bonsai美術館の方が「毎日、朝から晩まで、さまざまな国の方に説明をしている」とおっしゃっていました。とくに土日は観光バスも多く、200〜300人訪れることもあるのだそう。

外国からやってくるのは観光客だけではありません。盆栽を学びにやってくるお弟子さんもさまざまな国からやってきます。

じつは筆者が「春花園bonsai美術館」を訪れたとき、対応してくれた方が外国の方で驚いたのですが、お弟子さんでした。

春花園bonsai美術館の近くにアパートがあり、お弟子さんたちはそこで暮らしているのだそうです。

日本の伝統文化「盆栽」の美しさに魅了されてみませんか?

江戸川区の閑静な住宅街に広がる盆栽ワールド「春花園bonsai美術館」。入館料を払えばあとは自由見学なので、思うぞんぶん盆栽の美しさを堪能することができます。

日本庭園は意外に奥行きがあり、また階段をのぼって全体を見渡せる場所があったりと、冒険心もくすぐられます。

つぎの休日は「春花園bonsai美術館」で、日本の伝統文化「盆栽」の世界を堪能してみてはいかがでしょうか。ここを訪れると、部屋に盆栽を飾りたくなるのは筆者だけではないはずです。

春花園bonsai美術館
住所:東京都江戸川区新堀1-29-16
電話番号:03-3670-8622
開館時間:10時-17時
休館日:月曜(祝祭日の場合は開館)
入館料:1,000円
公式サイト(外部リンク)

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WEBメディア「ホリデーノート」運営。Amazon Kindle最高3位『わたしをご機嫌にする休日』著者。Yahoo!ニュースエキスパートでは、旅行メディアの運営経験もいかし、「ここ行ってみたい!」とワクワクするようなスポットをご紹介。

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