3月25日から始まるラグビーの高校選抜大会、出場31校とトーナメントが発表。開志国際など4校が初出場
3月9日(火)、日本ラグビー協会より、25日(木)から埼玉・熊谷ラグビー場を中心に開催される「第22回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会」の開催概要と出場チーム、そして7日(日)に抽選により決まったトーナメントも合わせて発表された。
今後の新型コロナウイルス感染症の状況に変化が生じた場合は、再度主催者会議を開催して慎重に審議の上、あらためて開催可否の最終判断をされるという。また今大会は1月の「花園」こと全国高校ラグビー大会に続いて、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、無観客での開催となった。
昨年の選抜大会は、東日本大震災の影響により中止になった第12回大会以来、新型コロナウイルス感染症の影響により中止された。選抜大会は昨年の大会から年度内に終えるため、予選リーグの後に上位8チームによるトーナメント形式ではなく、32チームのトーナメントによる大会となり、3月中に終える予定となっていた。
今大会も同様で、3月25日(木)に1回戦、26日(金)に2回戦、28日(日)に準々決勝、3月29日(月)に準決勝、31日(水)に決勝が行われる。
2回戦が終わった後、準々決勝のカードは抽選により決まる。また1回戦で負けたチーム同士で26日(金)にもう1試合行われ、全32チームが最低2試合は行う。
ブロック予選が行われなかった地区では、その地区の推薦で出場校が決まった。開催県である埼玉県の出場校は3月21日に決まる。
北信越の代表である開志国際(新潟)、そして実行委員会推薦枠で出場する佐沼(宮城)、明和県央(群馬)、 読谷(沖縄)の4校は嬉しい初出場となった。
1月の花園で優勝した2年前の選抜王者・桐蔭学園(神奈川)は1回戦で高鍋(宮城)、準優勝の京都成章(京都)は札幌山の手(北海道)と対戦する。
※※高校ラグビー公式サイト「HANAZONO LIVE」、スポーツ専門テレビ局の動画配信サービス「J SPORTSオンデマンド」で敗者戦8試合を含む、全39試合をライブ配信予定
※※※3月20、21日に埼玉県予選が行われて熊谷工業(埼玉)が開催県枠で2008年以来2度目の出場を決めた(3月21日追記)
■第22回高校選抜ラグビー大会 出場校
※第12回、第21回大会は出場回数にカウントしない
北海道2校
札幌山の手(北海道) 16大会連続16回目
函館ラ・サール(北海道) 2大会ぶり 4回目
東北3校
秋田工業(秋田) 5大会連続12回目
仙台育英(宮城) 2大会ぶり 17回目
黒沢尻北(岩手) 5大会ぶり 3回目
関東6校 ※前年度優勝1枠含む
桐蔭学園(神奈川)18大会連続19回目
流通経済大柏(千葉) 4大会連続14回目
國學院栃木(栃木) 2大会連続7回目
早稲田実業(東京) 2大会連続2回目
茗溪学園 (茨城) 2大会ぶり 12回目
日川(山梨) 5大会ぶり 6回目
北信越2校
日本航空石川(石川) 5大会連続8回目
開志国際(新潟) 初出場
東海2校
中部大春日丘(愛知) 4大会連続11回目
朝明(三重) 4大会ぶり 7回目
近畿5校
常翔学園(大阪) 4大会ぶり12回目
大阪桐蔭(大阪) 2大会ぶり8回目
天理(奈良) 4大会連続9回目
東海大阪仰星(大阪) 8大会連続19回目
京都成章(京都) 2大会連続9回目
中国 1校
石見智翠館(島根) 2大会連続9回目
四国1校
松山聖陵(愛媛) 5大会ぶり 2回目
九州5校
東福岡(福岡) 14大会連続17回目
佐賀工業(佐賀) 8大会連続15回目
長崎北陽台(長崎) 3大会連続7回目
高鍋(宮崎) 4大会連続6回目
大分東明(大分) 2大会連続2回目
開催県(埼玉) 1校
熊谷工業 11大会ぶり2回目 ※3/21に決定
実行委員会推薦枠(東) 2校
佐沼(宮城) 初出場
明和県央(群馬) 初出場
実行委員会推薦枠(西)2校
洛北(京都) 8大会ぶり 2回目
読谷(沖縄) 初出場
■3月25日の1回戦 試合日程
熊谷ラグビー場B
09:30 石見智翠館 対 日本航空石川
10:45 洛北 対 國學院栃木
12:00 東福岡 対 黒沢尻北
13:15 松山聖陵 対 早稲田実業
14:30 常翔学園 対 佐沼
15:45 読谷 対 茗溪学園
熊谷ラグビー場C
09:30 大阪桐蔭 対 明和県央
10:45 長崎北陽台 対 仙台育英
12:00 桐蔭学園 対 高鍋
13:15 京都成章 対 札幌山の手
14:30 天理 対 秋田工業
補助陸上競技場
09:30 大分東明 対 流通経済大柏
10:45 中部大春日丘 対 熊谷工業
12:00 佐賀工業 対 函館ラサール
13:15 東海大大阪仰星 対 開志国際
14:30 朝明 対 日川