なんと!お店の名前が「料理人 中途半端」このネーミングに秘められた思いとは。
料理人 中途半端
ネーミングセンス抜群
個人的に、このお店の名前を聞いたときに、ネーミングセンスが抜群だと感じました。最近、稀にネーミングセンスがすごい!と思うお店に数店舗出会ったのですが、どのお店も間違いなく美味い。このお店もそんな雰囲気満載です。
薬院エリアの渡辺通から路地を入った一角のビル。その2階にお店はあります。和風の佇まいのカウンター席。木目調が綺麗なお店です。お寿司屋さんのような雰囲気。
そんな素敵なお店で、中途半端なのか? 日本酒が飲み放題のコースをいただきました。
和食が主体の絶品メニュー
お寿司が6貫の、一品料理の6品。こちらのコースでいただきました。(今回はお店にご相談の上、予約にての訪問です。もし訪問する際は、事前にお店にご相談ください。)まさに日本酒に合う絶品メニュー。どこが中途半端なのか?
お寿司も含め、手巻きや肝、海鮮を使った煮付けや焼物。どれをとっても一級品の料理ばかり。全く中途半端などない。食べれば美味しいものばかり。食材も良いものを使っているのは間違いないと思うが、手の加え方が職人技である。当然といえば当然なのだが、なぜ、中途半端なのか?
ラーメンとお鮨が大好きな料理人
大将にお話を聞いてみると、今までいろんなメニューを作ってきたのだそう。売っているメニューは何でも作れるそうです。だから、「中途半端」なんだと。いやいや、どのメニューも中途半端ではない。手間暇かけたこだわりのメニューばかりである。
そんな中、大将はラーメンとお鮨が大好きなのだとか。またこの界隈では、このお店のランチの日替わりラーメンが大人気なのである。
今回は、お鮨をいただきながらお酒を楽しんでおります。そこで、〆のラーメンもいただけるとのこと。これは楽しみ。
日本酒も美味い
と、その前に、日本酒も美味しいのである。よく、美味しいお店は、日本酒に合うメニュー、あるいはメニューが日本酒に合う、と、お酒とのバランスも考えている。まさにそんなお店。この和風のメニューの数々は、日本酒が美味しいのである。もちろん、良い日本酒を取り揃えているのだが。
〆のラーメンはニボとんこつ
さぁお待たせしました。〆のラーメンは煮干しと豚骨を使ったニボとんこつ。これは見るからに美味そうだ。濃厚に見えるスープも、決して重くなく、煮干しの風味良くさっぱりしている。豚骨も煮干しとバランスよく調和しており、〆にバッチリのラーメン。中細の麺は間違いない組み合わせ。スープは飲み干してしまう美味しさである。
スープの美味さはもちろんのこと、麺がスルスルっと入っていく。豚骨の風味がほどよく煮干しの旨味が広がる絶品ラーメン。これが〆に出てくるのは贅沢なコースである。ラーメンは豚骨が主体ではなく、その日その日でいろんなラーメンのメニューがあるそう。そして、そのラーメンがまた、ランチタイムに話題沸騰中なのである。
カウンターのみの落ち着いた雰囲気
ビルの2階に上がれば、落ち着いた雰囲気の和風の空間が広がる。カウンターのみのお店だが、ゆっくりとした時間が流れている。シックに大人の時間を、絶品メニューと美味しいお酒で過ごせるお店。大人の隠れ家とも言うべきか。
中途半端なところは感じ取れないが、オールマイティーな大将は、一つのジャンルを極めていないところから、中途半端と名乗っているのかもしれない。だが、そんなオールマイティーな大将だからこそ、お鮨を食べてラーメンで〆る、夢のコラボレーションが実現できたのではないか。
何はともあれ、美味い料理と美味いお酒がいただけるのは間違いない。
料理人 中途半端
住所:福岡県福岡市中央区高砂1丁目22-25 SORISSO薬院2階D号室
営業時間:11:30〜14:30
17:00〜22:00
定休日:無休
駐車場:近隣有料