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シミ治療に使われるハイドロキノン - 副作用と安全性を皮膚科医が解説

大塚篤司近畿大学医学部皮膚科学教室 主任教授
(写真:イメージマート)

【ハイドロキノンの安全性を徹底検証!皮膚科専門医が最新情報をお届け】

今回は、シミ治療などに広く使われている成分「ハイドロキノン」の安全性について、最新の研究をもとにお話ししたいと思います。

ハイドロキノンは、メラニンの生成を抑える働きがあり、シミやそばかす、肝斑(かんぱん)などの治療に用いられてきました。しかし近年、その安全性に関する懸念から、米国では一般向けの美白化粧品へのハイドロキノン配合が禁止されるなど、規制が強化されています。

そこで今回は、ハイドロキノン使用の【メリットとデメリット】、【発がんリスクに関する研究】、【安全に使うための注意点】の3つの観点から、皆さんにお伝えしたいと思います。

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近畿大学医学部皮膚科学教室 主任教授

千葉県出身、1976年生まれ。2003年、信州大学医学部卒業。皮膚科専門医、がん治療認定医、アレルギー専門医。チューリッヒ大学病院皮膚科客員研究員、京都大学医学部特定准教授を経て2021年4月より現職。専門はアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患と皮膚悪性腫瘍(主にがん免疫療法)。コラムニストとして日本経済新聞などに寄稿。著書に『心にしみる皮膚の話』(朝日新聞出版社)、『最新医学で一番正しい アトピーの治し方』(ダイヤモンド社)、『本当に良い医者と病院の見抜き方、教えます。』(大和出版)がある。熱狂的なB'zファン。

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