【親子で楽しむハーブじかん】簡単!ハーブのレモネードの作り方
はじめまして。ハーバリストの平野です。
「ハーブのある暮らし」を気軽に楽しむための情報を発信しています。
初投稿の今日は、私も小学生の娘も大好きな、とっておきのレシピをご紹介します。
ハーブティーを「レモネード」にして飲みやすく
『家族と一緒にハーブティーを楽しめたらいいのに』
ハーブティーを飲まれる方なら、一度はこんなことを感じたことがあるのではないでしょうか。
もちろん私も、過去に何度も思ったことがあります。
体に良くて味もおいしいハーブティーを、大好きな家族と一緒に飲めたらとっても楽しいですよね。
もしハーブティーを出して拒否されたことがあるのなら、ひと手間を加えてハーブのレモネードにしてみませんか?
ハーブのレモネードって何?
ハーブレモネードとは、ハーブティーをレモネード風にアレンジした飲み物のことです。
砂糖とレモンでハーブの独特な風味を隠すことができるので、ハーブが苦手な人におすすめです。
■ ハーブレモネードの良いこと3つ
- ハーブティーとは思えないほどの飲みやすさ!
- 甘味を調整できるからジュースよりもヘルシー!
- レモンだけで作るレモネードよりも、味にコクと深みがある
甘味の中にふんわりと感じるハーブの香りが、疲れた心をふっとゆるめてくれます。
ハーブレモネードに使うハーブ
ハーブレモネードには、どんなハーブでも使うことができます。
ですが、私がおいしいと思うのは「レモンバーム」です。
レモンバームは味が良いハーブとして知られていて、ビタミンやミネラルなどの栄養も豊富に含まれているんですよ。
今回はレモンバームを使ったハーブレモネードの作り方をご紹介します。
レモンバームのハーブレモネードの作り方
まずは原液(ハーブシロップ)作り
■ できあがりの量 約300ml(レモネード10杯分)
用意するもの
(a)
| レモンバーム(ドライハーブ)… 50ml
| 砂糖(お好みの種類のもの)… 1カップ
| 水 … 1カップ
・レモン(※)… 1/2個
・茶こしか目の細かいザル
※レモンは皮を使うので、防腐剤・防かび剤・ワックス不使用のものを使います。
作り方
【1】レモンの皮をむく
レモンのカーブにナイフを沿わせて、皮の黄色い部分だけをそぐように切り取ります。皮をむいた後のレモンは後で使うので、ラップをして保存しておきます。
【2】砂糖を溶かす
小鍋に (a) を入れ、火にかけます。沸騰したら火を弱め、砂糖が溶けるまで1分ほどかきまぜます。砂糖が溶けたら火を止め、1のレモンの皮を入れます。
【3】ハーブの成分を抽出する
ふたをし30分ほど置いてあら熱を冷まします。1で取っておいたレモン(皮をむいて残った果実の部分)を強く握ってレモン汁をしぼり出し、スプーンでひと混ぜします。
【4】ハーブを濾 (こ) す
清潔な容器に茶こしを重ね、上からシロップを注いでハーブとレモンを濾(こ)したらできあがり。
原液をうすめてレモネード作り
用意するもの
できあがりの量:1人分(1杯分)
(b)
| ハーブのレモネード(原液)… 大さじ1~2
| お湯か水 … 150m
・レモンの輪切り(オプション)… 1枚
作り方
【1】(b) をカップに合わせて混ぜます。最後にレモンの輪切りを浮かべたらできあがり。
【2】お好みで甘味を調節してくださいね。
残った原液を保存します
原液(ハーブシロップ)の保存方法
余った原液は密閉できる清潔な容器(煮沸消毒したガラス瓶がおすすめ)に入れ、冷蔵庫で保管します。
保存期限は約2週間です。
使用前にはカビが生えていないかを必ずチェックして、保存期限にかかわらずお早めにお召し上がりください。
レシピのポイント
■ 汁をしぼった後のレモンは再利用できます。コップにレモンを入れて、水を注いでラップをし、常温か冷蔵庫で4時間待てばレモン水になります。
■ 濾したあとのハーブとレモンの皮は、お茶パックに入れてお風呂に浮かべると入浴剤の代わりになります。(念のため、お茶パックは2枚重ねの方がいいかもしれません)
■ レシピで作った原液は、コーヒーにも使えます。原液小さじ2杯をコーヒーに混ぜると、コクとほんのりとした甘味が加わります。
レシピの注意点
■ レモネードは1日1杯を目安にお召し上がりください。
■ レモンバームは子供にも使えるハーブで、禁忌もありません。しかしながら、妊娠中・授乳中の方、小さなお子さまが摂取する際には十分にご注意ください。
■ 乳幼児へは与えないでください。
■ 疾患をお持ちの方や医療薬をお飲みの方は、事前に専門医にご相談ください。
■ ハーブは医療薬ではないので、病気の治療のために使うことはできません。
レシピを動画でご紹介しています!
インスタグラムでは、今回ご紹介したレシピを動画で配信しています。
もしよろしければ参考にしてみてくださいね!
それではまた別の記事でお会いしましょう!