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無理なく毎日使える!ドライハーブの消費法3選

平野蘭ハーバリスト、ハーブ研究家

ドライハーブを買ってはみたものの、どのハーブも余らせてしまう
ということはありませんか?

ドライハーブは安いものばかりではないのに、使い切れずに処分する時なんか、結構悔しいですよね。

家にあるドライハーブを使い切りたい!
というあなたへ

「シンプルだけどおいしい!ドライハーブの使い方アイディア」をご紹介します。

ご自宅のハーブと照らし合わせながら読んでみてくださいね。

1.即席のディップソースにする

苦みが強いハーブ、お料理へ合わせるのが難しいと感じるハーブは、マヨネーズを合わせて、即席のディップソースにしてみてください。

マヨネーズはハーブのえぐみを隠してくれる万能アイテムです。

「ハーブのある暮らしなんだから、もうちょっと手の込んだレシピがいいんだけど」と思いましたか?

ハーブ=手の込んだことをしなきゃいけない
という思い込みこそが、ハーブを使えなくなっていく原因なんです。

ハーブはもっと気楽に、手抜きの使い方で楽しめてこそ、毎日の生活でも使えるようになるんですよ。

マヨネーズディップの作り方:

  1. マヨネーズを小皿に入れます。
  2. ドライハーブを選びます。もし大きな葉のハーブを使う場合は、包丁で刻むか手でこすり合わせたりして、細かくしておきます。
  3. ドライハーブをマヨネーズに加えます。量はお好みで調整してください。少量から加えて、味見をしながら調整すると失敗がありません。
  4. スプーンを使って、ハーブとマヨネーズをよく混ぜ合わせます。
  5. アレンジ:さらに牛乳少々を加えるとまろやかな味わいになります。

おすすめのドライハーブ:

  • バジル
  • パセリ
  • ミント
  • ディル
  • タラゴンなど

完成したディップソースは、ブロッコリーきゅうりゆでたニンジンを付けて食べたり、ポテトサラダの調味料として使ってもおいしいですよ。

ディップソースにどのくらいハーブを入れればいい?という方は、動画で確認してみてくださいね!

「ドライハーブが余る」を解消する!消費アイディア4選

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2.臭みの出やすい料理に振りかける

貝類鶏肉の煮込み煮魚など、おいしいけど臭みの出やすいお料理ってありますよね。

私は、レバニラのお惣菜が好きでよく買って来るのですが、お店によっては臭みが気になることもあります。

「作ってる時に気付かなかったけど、ひと口食べてみたら臭みが気になる・・・」という時には、ドライハーブを料理に直接振りかけて臭みを和らげることができます。

ドライハーブで臭みを取る:

  1. 完成した料理に、ドライハーブ少々を振りかけます。
  2. かけるタイミングは、料理が熱々の時に、ハーブはかけすぎないように量に十分に注意してください。
  3. ハーブをかけ終わったら、料理全体をざっくりを混ぜて完成です。

おすすめのドライハーブ:

  • タイム
  • フェンネル
  • セージ
  • ローズマリー(パウダーのもの)
  • オレガノなど

ローズマリーのドライハーブは、葉の形がそのままだとトゲのように喉に刺さり大変危険です。すり鉢で粉状にしてからお使いくださいね。

3.目玉焼きに振りかける

「ハーブを暮らしに取り入れたいなあ」という方は、まずは毎日の朝食の目玉焼きにドライハーブを使うことからスタートしてみてください。

いつもの目玉焼きが洋風でおしゃれな料理に早変わりします。

目玉焼き+パンなど、洋風の朝食の時にお試しくださいね。

ドライハーブかけ目玉焼きの作り方

  1. 目玉焼きを作ります。
  2. 目玉焼きに塩こしょうをし、ドライハーブひとつまみを振りかけたら完成。

おすすめのドライハーブ:

  • レモンバーベナ
  • レモンバーム
  • タイム
  • セージ
  • オレガノなど

お気に入りのハーブが決まってきたら、あらかじめ「塩+こしょう+ドライハーブ」を混ぜておいて「目玉焼き専用ハーブソルト」を作っておくのもおすすめ。

ハーブは「おしゃれ」じゃなくていい

ハーブを使えない理由として、意外にも「ハーブはおしゃれなもの」と思いすぎていることが原因になっていたりします。

  • ハーブは敷居が高いと思う
  • すごいハーブ料理を作らなければいけないと思う
  • 手の込んだことをするのが「ハーブのある暮らし」だと思う

なんて思うことはありません。

ハーブをよく使っている国では、ハーブは塩こしょうのように、毎日気軽に使っているんですよ。

あなたもぜひ、おうちにあるドライハーブを食卓で使ってみてくださいね。

ハーバリスト、ハーブ研究家

アメリカで5年間ハーブを学びディプロマを取得後、帰国。「ハーブのある暮らし」がなかなか実践できずにいるあなたへ。明日から試したくなるような楽しいハーブの使いこなしアイディアをご紹介します。

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