「まぶすのはやめて」NGの理由と目からうろこのチーズをパラパラで冷凍する裏ワザ！逆転の発想で秒で解決

料理研究家＆気象予報士

6/2(日) 14:45

冷蔵庫の開閉が多くなる季節になりました。こういう時期は、気づくと冷蔵庫に入っていたピザ用チーズが傷んでいたなんてこともありますよね。でも、冷凍庫では塊になってカチカチになってしまいます。

そこで今回は、私が編み出したピザ用チーズをパラパラで保存する方法を紹介します。逆転の発想で、道具は一切不要で、秒で出来る裏ワザです。ぜひお試しくださいね。

まぶすのがNGの理由

よく知られている裏ワザでは、片栗粉を混ぜて冷凍する方法があります。じつは私も以前はまぶす派でした。しかし片栗粉が混ざることで、焼くと伸びが悪くなってしまいます。またツヤが悪くなり、溶け切らずに形が残る事もあるんです。まぶすのは、見た目や食感の観点では、マイナスになっているんです。

ピザ用チーズは開封後に数回使ってから、冷凍保存するのが一般的ですが、裏ワザは未開封の状態で冷凍庫に入れて凍らせます。これは外気に触れさせないためです。

ピザ用チーズは、くっつくのを予防するために、パウダーくらい細かいチーズがまぶされた状態でパッケージされています。未開封ならば、細かいチーズに水滴がついていないので、くっつくことなくパラパラで冷凍できるんです。

余ったから冷凍するのではなく、逆転の発想で、使い勝手のために最初から冷凍保存するのが裏ワザです。最初にパラパラで冷凍できれば、その後もパラパラの状態が続きます。購入したら、ビニールの上から軽くほぐして、すぐに冷凍庫に入れてくださいね。

せっかくパラパラで冷凍できたのに、そのあと常温に長く置くと解凍され、チーズの周りに水滴がついてしまいます。この状態で冷凍庫に入れると、大きな塊になってしまいます。

パラパラで冷凍できた後は、クリップで止めて、使用したらすぐに冷凍庫に戻してくださいね。温度変化に要注意です。

・周りにパウダー状の小さなチーズがついている
・開封前では細かいチーズに水滴がついていない
・未開封でパラパラで冷凍できる
・冷凍後は温度差に注意

開封前の冷凍は、チーズの特性を損なうことなく、パラパラで冷凍することができます。上手に冷凍して、チーズ料理を楽しんでくださいね。
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