4月16日に組まれたライト級サバイバルマッチ
2021年12月5日、代役としてWBAライト級王者、ジャーボンテイ・デービスに挑み、善戦したイサック・クルス。
https://news.yahoo.co.jp/byline/soichihayashisr/20211207-00271435
現在WBCとWBOで4位にランクされるクルスが、4月16日に行われるWBA/WBC/IBF統一ウエルター級タイトルマッチの前座に出場することとなった。
対戦相手は、元WBA/IBFフェザー級、WBA暫定スーパーフェザー級、WBA暫定ライト級タイトルを手にしたユリオルキス・ガンボアだ。
先日行われたバーチャル会見で、クルスは語った。
「自分の戦いをまたファンの皆さんに見て頂けることを、嬉しく思います。2022年も精一杯、ベストパフォーマンスをご覧に入れたいです。ジャーボンテイ・デービス戦以上のプレッシャーをかけますよ。ノックアウトシーンを作れたら、違った物語を紡ぐことが出来ますね。そのうえで勝者として私の腕が上げられるでしょう。
デービス戦での経験は、全てにおいて私を一回り成長させました。一瞬一瞬、何が必要なのかを学びました。ライト級メキシカンが、いかに戦うかをお見せしたいですね。
私はガンボアを尊敬していますし、この試合を成立させてくれたことに感謝します。ただ、私はライト級のトップファイターの一人ですが、彼のキャリアは非難されますね。この拳がリングで何かを語るでしょう。非常に濃い内容のトレーニングキャンプを張っています。勝利は当然ですが、自分の力を証明してみせます」
ガンボアも話した。
「プロである自分の価値がどんなものであるかをファンに見せるいい機会だ。俺はライト級でトップ選手の一人だ。
ビジネスとして、メッセージや声明を発するのは好きじゃない。目の前の敵を倒し、リングでナンバーワンになることだけを考えている。
自分の持ち味を生かす作戦を立てているよ。リングで何が起こっても、それを遂行するだけだ。経験は武器だが、準備もまた勝利への鍵となるだろう。この試合を目にする人々に自分の実力を示すよ。ライト級のベストファイターが俺であることを証明する。
クルスを下したら、ジャーボンテイ・デービス(2019年12月28日に0-3の判定負け)と再戦したい。あの試合は出来が悪かったので100%の自分を築き、違った俺で勝負したいんだ」
22勝(15KO)2敗1分けのクルスは23歳。30勝(18KO)4敗の元王者は40歳。メキシコvs.キューバ戦でもある。勝利の女神は、どちらに微笑むか。