メジャーリーグでホームランを打った「ルイス・ゴンザレス」は3人目。この人数は同じ名前の最多なのか
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4月25日、ルイス・ゴンザレス(サンフランシスコ・ジャイアンツ)は、メジャーリーグで初めてホームランを打った。上の写真は、ホームインした直後だ。
ゴンザレスは、今シーズンがメジャーリーグ3年目。もっとも、この日の出場は通算13試合目なので、初本塁打までが遅かったというわけではない。先発出場に限ると、通算6試合目だ。
2対2で迎えた9回表に2ラン本塁打を打つ前には、シングル・ヒットも記録していて、1試合2安打もキャリア初。試合は、4対2でジャイアンツが勝利を収めた。
ベースボール・リファレンスによると、メジャーリーグでプレーした「ルイス・ゴンザレス」は、他に2人いる。2001年のワールドシリーズ第7戦にサヨナラ・ヒット――いい当たりではなかった――を打ったルイス・エミリオ・ゴンザレスと、2004~06年にコロラド・ロッキーズで内外野を守ったルイス・アルベルト・ゴンザレスがそうだ。
エミリオは通算354本塁打を記録した。アリゾナ・ダイヤモンドバックス時代の224本は、今も球団最多だ。アルベルトは通算23本塁打。2007~08年に読売ジャイアンツで打った5本塁打は、ここには含めていない。
ルイス・フェルナンド・ゴンザレスが加わり、メジャーリーグでホームランを打った「ルイス・ゴンザレス」は3人になった。
ただ、この人数は史上最多ではない。こちらが最多かどうかは不明ながら、ホームランを打った「デーブ・ロバーツ」は4人を数える。デビッド・レオナルド・ロバーツは2本塁打、デビッド・アーサー・ロバーツは7本塁打、デビッド・ウェイン・ロバーツは49本塁打、デビッド・レイ・ロバーツは23本塁打を記録した。
4人のうち、レオナルドは1967~73年に日本プロ野球でプレーし、183本のホームランを打った(サンケイ・アトムズ/アトムズ/ヤクルト・スワローズと近鉄バファローズ)。アーサーはメジャーリーグで103勝を挙げた。ウェインは1972年のドラフト全体1位だ。レイは243盗塁を記録し、現在はロサンゼルス・ドジャースで監督を務めている。
なお、「ルイス・ゴンザレス」の他にも、3人は何組かいる。例えば、「ランディ・ジョンソン」は、ランドール・スチュアート・ジョンソンが10本塁打、ランドール・グレン・ジョンソンが6本塁打、ランドール・デビッド・ジョンソンは1本塁打だ。
彼らについては、こちらで書いた。