高ポリフェノール・ヘルシーなのはどちら?「ハイカカオチョコ」と「ココアパウダー」栄養成分を比較
もうすぐバレンタインデーですね。
手作りチョコレートやチョコのお菓子を作ろうと思っていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
またチョコレートの健康効果が注目され、ハイカカオチョコを毎日召し上がっている方もいらっしゃると思います。
確かにチョコは手軽に食べられるすばらしさはあります。
しかしハイカカオなチョコレートでも脂質はしっかり含まれているため
食べ過ぎると、肥満や糖尿病など、生活習慣病を悪化してしまう恐れもあります。
ハイカカオチョコより低脂質で高ポリフェノールな食材があります。
それは
ココアパウダーです。(お湯を注ぎホットチョコレートを作るミルクココアの素ではなく、バンホーテンが代表の甘くないピュアなココア)
ココアパウダーは脂質をあまり気にすることなく、カカオのポリフェノールを摂取でき、なにしろチョコレート味で美味しい。とてもすばらしい食品です。
〇ココアはどのように作られているの?
まず、チョコレートの原料になるカカオ豆を発酵させ、乾燥し、砕いて皮などを取り除き、炒ってペースト状から固形化したカカオマスを作ります。このカカオマスからカカオバターの一部を脱脂して、粉末状にしたものがココアです。
カカオバターは白色の固形の植物油脂(主成分のオレイン酸はオメガ9の不飽和脂肪酸)で渋みやチョコレートの香ばしい香りはあまりなくホワイトチョコレートの材料になります。
チョコの香りとほろ苦さ、そしてポリフェノールはココアの茶色い部分に含まれています。
(カカオバターから作られるホワイトチョコレートはポリフェノールはあまり含まれていません)
それではココアとハイカカオチョコレートではポリフェノールの量はどのくらい違うのでしょうか。
〇ココアの栄養とハイカカオチョコレートとの比較
※ハイカカオチョコはメーカーやカカオの量によって数値に差があります。
表はカカオ86%の市販品のメーカーホームページの数値と比較してあります。
ハイカカオチョコレートとココアを比較すると、ココアのポリフェノールはハイカカオチョコレートの1.5倍程度
それなのに脂質は1/2以下
カロリーはエネルギー源ですので、一概に少ないほうがいいわけではありませんが、薄力粉より低カロリーなことが分かります。
〇チョコレート・高カカオ摂取による健康効果
チョコレートのポリフェノールの効用の調査で有名なものがこちらです。
蒲郡市民による「チョコレートの摂取による健康効果の調査研究」
認知症予防、血圧を下げる効果などうれしいですね。
論文は下記をご覧ください。移動できます。
〇ココアパウダーなら好みの食材で、体に優しいお菓子やドリンクが作れます。
わたしはココアパウダーでホットチョコレートやチョコレート味のクッキーやケーキを作っています。
ケーキやクッキーは薄力粉や米粉などの粉類と一緒に加えられるので大変お手軽です。
また、ココアパウダーには糖分が含まれていませんので、好みの甘さや食材でお菓子作りを楽しむことができます。
牛乳の代わりに豆乳や砂糖の代わりにはちみつなどでホットチョコレートを作るのもお勧めです。
動画でハイカカオチョコとココアパウダーの比較を説明し、ココアを使った簡単ヘルシーなお菓子の作り方をご紹介しています。
〇関連記事
簡単・ヘルシー・経済的 バターオイルなしココアで作る「罪悪感なしのチョコバナナブラウニー」
〇卵白は余っても捨てないで!バターオイルなし 卵白で作る 低コレステロール低脂質ショコラケーキ
〇台湾カステラ バターオイルなしでもおいしくできる。身体に優しい低脂質なチョコレート味
〇簡単混ぜて焼くだけ 【米粉のチョコチャンククッキー】バターオイルなしで大満足の太らない毎日のおやつ
最後までお読みいただきありがとうございました。
料理制作動画はYouTubeにてInstagramではわたしの食べているご飯の紹介や最新情報・ライブをしています。
フォローいただけますと嬉しいです。