45歳のシングルマザー。恋愛センスなし。会ってくれる男性とは縁を深めたい~おみおじリポート(47)~
ちょっと遅めだけれど幸せな結婚をした人には共通点がある
※2021年3月9日追記。浅野さんはオネット活動開始から半年が経過し、自動退会となりました。残念ながらオネットでは良き縁をご紹介できることはできませんでしたが、彼女の幸せを祈りつつ見送りたいと思います。
こんにちは。大宮です。自分の周囲にいる独身男女の婚活を前のめりで支援する「お見合いおじさんおみおじ活動(略称:おみおじ)」を婚活パーソナルトレーナーのマチコ先生と一緒に推進しています。お世話させてもらう独身者をオネット(大宮ネットワーク)会員として認定し、婚約を目指す活動です。オネット会員の種類(受けor攻め)と募集についてはこちらをご覧ください。
ちょっと遅めだけれど幸せな結婚をした人には共通点があると思うのです。それは、自分の好みや条件に合った人を追求し過ぎないこと。「選ぶのは私だ!」と思い込んでいると視野が狭くなり、とんでもない人を選んでしまったりしがちです。
僕も晩婚かつ再婚なので自戒を込めて言います。自分には魅力もセンスも足りなかったから、若いうちに結婚できなかったり離婚したりしてしまったのです。それをしっかりと自覚して、与えられたご縁を謙虚に生かしていくべきではないでしょうか。この姿勢は、結婚した後にも役立ちます。生まれ育ちの異なる配偶者と折り合いをつけながら新しい家庭を作っていくのですから。
暴力と浮気以外はすべての悪条件が揃っていた男性との結婚と離婚
19人目の受けオネット会員である浅野美咲さん(仮名、45歳)は、高校1年生と小学校4年生の娘2人と大阪で暮らしているシングルマザー。前夫とは7年前に別居し、5年前に離婚しました。
「主な離婚理由は借金やギャンブルなどです。暴力と浮気以外はすべての悪条件が揃っているような人でした……。28歳で結婚したときは周囲から大反対されたのですが、『私がこの人を幸せにする!』と言い張って結婚。そして、大変痛い目に遭い、10年目で限界を迎えました。養育費はもらっていません。養育費を少しでも払ってくれるような人であれば、そもそも離婚せずに済んだかもしれません」
周りから反対されるほど頑なに前に進んでしまう――。愚かだけど、人間らしいですよね。浅野さんにもやがて限界が来て、離婚しました。
信頼も愛情もない結婚生活でも、「子どもが大きくなるまでは」と離婚を我慢している人も少なくありません。でも、そんな生活が子どもにとって本当に幸せなのは微妙ですよね。勇気を持って別れた浅野さんはいま、娘たちと「三つ巴」の喧嘩をしながらも楽しく暮らしています。
下手な動きでもウェルカムです。オネットを成長する場として使ってください
こんな経験がある浅野さんなので、「こんな私でも会ってくれる男性のことはじっくりと理解してご縁を深めたい」という気持ちになっています。恋愛センスのない自分は「中途半端な受け身」であり、婚活でも下手な動きをしてしまいそうだと不安なのだそうです。ここでマチコ先生が力強く宣言しました。
「下手な動きでもウェルカムです。私がフォローしますから。お見合いで失敗しても、『今度はこうしてみましょう』と提案します。オネットを成長する場として使ってください」
浅野さん、よかったですね! マチコ先生がしっかり支えてくれるので、伸び伸びと婚活しちゃってください。ただし、浅野さんは子育てを最優先しなければならないのは言うまでもありません。
「前の結婚をするまでの数年間は東京で暮らしていました。だから、関西にこだわっているわけではありません。子どもが巣立つまでの間は移動できませんが、それから先はパートナーと話し合って暮らしを作っていきたいと思っています」
当面は大阪から離れられない、という点を除けば、男性に求める条件は「いろんなことを話し合って生涯をともに過ごせること」ぐらいしかありません。健康であればかなり年上でも大丈夫ですし、境遇が似ているシングルファーザーはむしろ大歓迎。
なお、浅野さんはデザイナーとしてのキャリアが長いので、しっかりと共稼ぎができます。今度こそ良きパートナーシップを結べるのではないでしょうか。
僕はすでに1人の男性の顔を思い浮かべています。大阪在住の優しげな雰囲気の公務員です。この記事を公開したら、彼にお見合いを打診してみます!
※文中のオネット会員は仮名です。浅野さんの詳細プロフィールやマチコ先生と大宮による超実践的婚活アドバイス(ヤフーの有料記事です)を読みたい方はこちらをご覧ください。