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【年末年始】帰省や旅先で赤ちゃんがグズグズに?!スムーズな寝かしつけのコツを解説

ねんねママ(和氣春花)乳幼児育児アドバイザー

あっという間に年末シーズン到来!

普段と違う環境でのお子さんの睡眠が心配!という声もたくさん届いています。これが初めての遠出というお子さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では『すぐ寝る、よく寝る 赤ちゃんの本』著者の乳幼児睡眠コンサルタントねんねママが、旅先でのスムーズな寝かしつけのためのコツを解説していきます。

帰省や旅行で大切な心構え

まず大切な心構えとして、”いつもと同じような時間や方法で寝るのは難しい”ということを知っておいていただきたいです。

普段と違う場所、新しい景色、いつもと違う寝室環境、普段会わない親戚、いつも通りにできないお昼寝…

ドキドキしたり、ワクワクしたり、子どもたちはいつもの気持ちではいられません。

だから仮に普段は特に寝かしつけをせずとも寝てくれるお子さんだったとしても、旅先で同じことができるとは限らないし、普段5-10分で寝てくれているお子さんも30-40分かかるということだっておおいに考えられるのです。

ここで親が”いつも通り”であることを求めてしまうと、むりな要求に子ども自身がストレスを感じてしまう可能性もありますし、大人のイライラの原因にもなるので最初から「いつもより時間はかかるもの」「いつもより手厚い寝かしつけになるかも」と心構えておきましょう◎

スムーズな寝かしつけのための5つのポイント

①今のうち夫婦で話し合う

旅先でああでもない、こうでもないと話し合うのはストレスになりかねません。いまのうちに寝てくれないことを想定して、その場合はどうするか、対策を話し合っておきましょう!

②ある程度の睡眠の乱れは覚悟する

いつもとは違う場所で「いつも通りに寝る」のは難しいものです。外泊先では寝かしつけのサポートが手厚くなってしまうかもしれませんが、それでもOK。その代わり、帰宅したときは何事もなかったかのように普段通りの寝かしつけをしてみましょう。

③日中ママの睡眠を確保する作戦を練る

特に帰省先がパパの実家の場合、ママは昼は姑さんのお手伝い、夜は夜泣き対応…と休む暇がなくなってしまうことも考えられます。パパと2人でお買い物に行く時間を設定して、その間に仮眠をとったり、姑さんに事情を伝えて昼寝の時間を確保したりするのもパパだからできることです。行った先ではママも言い出しにくいので、事前に作戦を練っておけるとよいでしょう。

④普段使っているアイテムを持参する

アメニティやおじいちゃんおばあちゃんの用意してくれるものに頼らず、いつも着ているパジャマ、スリーパー、ホワイトノイズ、ねんねのお友だち(ぬいぐるみやタオルなど)、いつものアイテムを持参するのがおすすめです。光に敏感な子は遮光用の布やマスキングテープなどのアイテムを持参するのもおすすめです。

⑤ねんねの前は赤ちゃんとママ2人、もしくはパパと3人でリラックスできる時間をつくる

普段とちがう環境・シチュエーションで興奮気味になりがちなので、寝る前だけはいつも通りのリラックスしたルーティーンができるように時間を確保しましょう。寝る前の30分だけでも落ち着いた気持ちで過ごせると寝つきが変わりますよ。

おじいちゃんおばあちゃんの頃とは育児の常識が変わっていて、ちょっとしたことでママが傷ついてしまったり揉め事にもなりがち。

世代によって変わった育児の常識も動画でご紹介していますので、事前に参考にしてみてくださいね。

乳幼児睡眠コンサルタント ねんねママ

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乳幼児育児アドバイザー

乳幼児育児アドバイザー。小児スリープコンサルタント。0-3歳モンテッソーリ教師。株式会社mominess代表。YouTube「ねんねママのもっとラクする子育て情報局」やInstagramなどで乳幼児の育児に関する発信を続け、2024年現在、SNSの総フォロワーは18万人超。運営する「寝かしつけ強化クラス」では月間200問以上の睡眠に関する質問回答を行っている。著書に『すぐ寝る、よく寝る 赤ちゃんの本』『〇✕ですぐわかる!ねんねのお悩み消えちゃう本』がある。

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