電子レンジで「ラップをかける?」or「かけない?」料理人の判断基準に…『勉強になった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
我々の生活に欠かせない便利な家電、「電子レンジ」。
忙しい日々の中、食材を素早く加熱したり、温めたりするのに大活躍ですが、使っていくうちに、こんな疑問が出てきませんか?
『そもそも、電子レンジでラップする意味ってなんだ?』
『ラップをかけるものとかけないものの違いって何だろう?』
そんな風に思ったことはありませんか?そこで今回は、料理人の視点から、これらの疑問にお答えしていきたいと思います。
また、今回の内容を私の「Instagram」で発信し、感想のアンケートを取ったところ、多くの方から『勉強になった!』との回答を頂きました。
気になった方はぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- 電子レンジでラップする意味とは?
- 電子レンジで「ラップをかける?」or「かけない?」
- まとめ
電子レンジでラップする意味とは?
まずは、「電子レンジでラップをする意味」について解説していきます。
電子レンジでラップをする意味は、主に2つあると私は考えます。
1つ目は…「水分を逃さない」
電子レンジで加熱すると、食材の水分が蒸発し、水蒸気となって外へ放出されます。しかし、ラップを使うことで、この水蒸気を閉じ込めることができ、食材が乾燥するのを防ぐことができます。
2つ目は…「食品を蒸らす」
ラップをして加熱すると、溜まった水蒸気で食材が余熱で蒸され、しっとりと仕上がります。特にご飯のように、ふんわりした食感を求める食材に効果的です。
電子レンジで「ラップをかける?」or「かけない?」
ここまで読んでいただくと、ラップを使う意味が少しずつ見えてきたのではないでしょうか。では、具体的に「ラップが必要なもの」と「不要なもの」について詳しく見ていきましょう!
・ラップが必要なもの:「煮物」・「蒸し物」・「汁物」・「ご飯」
・ラップが不要なもの:「揚げ物」・「炒め物」・「焼き物」
『なんか、判断基準があるの?』と思うかもしれません。はい、あります!!
それは…しっとりふっくらさせたいもの、煮立つと汁気があふれてしまうものはラップが必要!
また、「ニオイが強い料理」、例えばカレーやニンニクを使用した料理なんかはラップをすることで、電子レンジの内部にニオイが付着するのを防ぐことができ、後で別の食べ物を温めたときに味や香りがに移るのを避けることができます!
まとめ
- 電子レンジでラップを使用する主な理由は、食品の水分を保持し、しっとりと蒸らすため
- ラップが必要なもの:「煮物」・「蒸し物」・「汁物」・「ご飯」
- ラップが不要なもの:「揚げ物」・「炒め物」・「焼き物」
- しっとりふっくらさせたいもの、煮立つと汁気があふれてしまうものはラップをする
- 「ニオイが強い料理」も、電子レンジの内部にニオイが付着するのを防ぐためにラップする