夏に「酸味と甘味」がおいしいのには理由があった!効能とおすすめの「豚こま団子の酢豚」
こんにちは。気象予報士&健康気象アドバイザーのお天気ママです。
暑い時に、レモンスカッシュやアセロラドリンクを飲んだとき、「おいしい」「体にしみわたる」と感じた経験はないですか?それは、身体が求めていたからなんです。
きょうは夏の身体に、酸味と甘味がよい理由とおすすめのレシピを紹介します。
酸味と甘味で夏バテ予防
酸味には、疲労物質の乳酸を分解してエネルギー生成を促進する働きがあるので、疲労回復効果などがあります。
・疲労回復
・食欲増進
・腸内環境を整える
甘味にも、疲労回復、腸での吸収を早める効果などがあります。
・疲労回復
・腸での吸収スピードを高める
・体内の保水力を高める
酸味と甘味の組み合わせは、まさに熱中症や夏バテ予防など、夏場の身体を整える効果があります。夏場はとくにレモンスカッシュを美味しく感じた理由は、身体が求めていたからこそなんですよ。
夏の味付けのポイントは酸味と甘味
酢の物やマリネなど夏場の料理には、酸味と甘味が多くつかわれているように、料理にも応用すると、美味しくて身体にも良いですよ。
とくに酢豚は、酸味と甘味の味付けのうえ、豚肉は疲労回復のビタミンB1やB2を多く含んでいるので、夏バテ予防に最適の料理です。
今回は、お手軽な豚こま肉を団子にして、お財布に優しくアレンジしたレシピを紹介します。お野菜もお家にあるもので大丈夫です。ぜひ試してみて下さいね。
豚こま団子のおてがる酢豚
3~4人分
豚こま肉=200g
玉ねぎ=1/2個
ピーマン=3個
サラダオイル=大さじ1
A.塩・こしょう=少々
A.片栗粉=大さじ1
B.水=200ml
B.ケチャップ=大さじ2
B.醤油・酢=各大さじ1/2
B.顆粒鶏がら・砂糖・片栗粉=各大さじ1
(顆粒鶏がらは、中華スープで300ml分くらいの量)
①-下準備
玉ねぎは1口大に切ってほぐす。ピーマンはヘタとタネをとって、食べやすいサイズに切る。豚こま肉に【A】をまぶす。別容器で【B】を合わせて準備する。
②-肉を焼く
フライパンにサラダオイルをひき温め、豚こま肉を一口大のボールにしながら並べ、両面に焼き色を付けながら焼く。肉にだいたい火が入ればOK。
ポイント⇒豚肉は、火を入れた時の形で固まる特性があるので、軽く握ってボールっぽくすればOKです。崩れないように、焼き色がつくまではあまり触らないでくださいね。
③-軽く炒める
玉ねぎとピーマンを入れて、油が回る程度に軽く炒める。
ポイント⇒甘酢あんの材料を入れたあとも火を入れるので、この時点では玉ねぎやピーマンの表面に油がつくくらいでOKです。
④-煮てとろみづけ
【B】をよく混ぜてから入れて、再沸騰して、しっかりとろみがつくまで煮る。
ポイント⇒再沸騰した後に1分くらい煮て、しっかりとろみをつけてください。
まとめ
今回は、夏に甘味と酸味の組み合わせが美味しいと感じる理由とおすすめのレシピを紹介しました。この先も暑さが続きそうです。
酢豚に加えて、フルーツ、酢の物、冷やし中華など、甘味と酸味を上手にとって、体調を整えてくださいね。