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【子どもにお菓子をあげるのをやめたい】簡単だけど大切な3つのこと

ピッグママチャイルドコーチングアドバイザー/メンタル心理カウンセラー
Photo:pixabay

本当はあげたくないけれど、子どもの機嫌を取るために、お菓子を与えてしまう。「もう、ないよ」と伝えると、泣き叫び、仕方なく持っているお菓子を全てあげてしまったなんて経験はないでしょうか。お菓子を与えることで、虫歯の心配や、食事への影響なども気になりますよね。

おやつを毎回手作りするのは面倒であり、手間もかかります。子どもにとっては、お菓子は興味を惹かれるものでしかありません。どうしたら、お互いにとってストレスなく、お菓子と付き合っていけるのか、考えてみましょう。

子どもが欲求をコントロールするのは難しい

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まずは、子どもの気持ちになって考えてみましょう。お菓子のキラキラした包装、アメやグミなどのカラフルな色、お菓子にしかない形や食感、これらは、子どもにとって、おもちゃのように興味を惹かれるものなのです。視界に入ってきたら、「これは何!?」と気になるのは、ごく自然なことです。

家庭では、なるべく子どもの視界にお菓子が入らないよう、子どもの手が届かない高さの棚の中などに隠しておいたほうが、いいかもしれません。普段の生活で、お菓子が見えなければ、興味を持つこともないでしょう。とはいえ、隠し場所などを知ってしまったら、子どもも「そこにあるのは知っているんだ!」とアピールしてきますよね。

「やめる」と決めたら、親は鉄の意志を持って

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子どもが、自分で欲求をコントロールすることは至難の技です。それならば、私たち大人が、出す量を調節するほうが簡単でしょう。「この袋、1個だけだよ」と決めたら、子どもが泣き叫ぼうが、その約束は守りましょう。

「食べたいのはわかるけど、本当に持ってないんだ」とカバンの中を見せてみてもいいでしょう。本当にないことがわかれば、子どもも諦めがつくかもしれません。また、お菓子ではなく、他のことで気をそらす方法も考えてみましょう。

買うなら罪悪感の少ないお菓子を

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すべてのお菓子が、虫歯の影響などにつながるわけではありません。ジュースではなく、果物を食べることで、顎を鍛えたり、指先を使ったりできます。外出に持っていく際は、ドライフルーツや煮干しなど、噛むことを意識したおやつにしてみてはいかがでしょうか。

おやつを食べた後は、必ずお水を飲む。だらだら食べず、決まった時間に、決まった量を与えるなど、メリハリをつけましょう。そうすることで、虫歯の心配や、食事への影響も減るのではないでしょうか。

さいごに

私たち大人にとっても、お菓子はホッと一息つくための特別なものですよね。お菓子で釣るのではなく、他のことで気持ちを切り替えることも大切です。子どもの「食べたい」という気持ちを大切にしながら、一緒におやつの時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

チャイルドコーチングアドバイザー/メンタル心理カウンセラー

一児の母として、コーチングや心理学を子育てに応用する方法などを発信しています。年間180本ほど見る映画ファン。

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