【猫と暮らす】猫が抱っこを嫌がる?嫌がる理由と抱っこができるようになる方法とは?
一緒に暮らしている猫を抱っこできますか?飼い主さんと一緒に暮らす猫は抱っこできてあたりまえ。と思われがちですが、抱っこが苦手な猫も多く苦労している飼い主さんもいると思います。
抱っこができなくても猫の暮らしに支障はありません。しかし抱っこができると日常や緊急時にも役立つさまざまな利点があります。抱っこが必要な理由や、慣れさせる方法を紹介します。
猫の抱っこができると安心な場面
抱っこができるとできないでは、さまざまな場面で差が出てきます。
1|動物病院へ行くとき
キャリーケースへ入れるときに格闘したり、だましだまし頑張ったりしていませんか?普段から抱っこができれば、すぐ病院へ連れて行けます。
2|いつものお世話のとき
つめ切り、投薬、点眼など抱っこができると楽になるお世話もたくさんあります。抱っこが苦手だから暴れてしまい、断念する飼い主さんもいるようです。
3|災害などの緊急避難のとき
普段から抱っこを警戒し、災害時のアラート音や異変での警戒が重なれば捕まえることが困難になります。
抱っこが嫌いな理由
なぜ猫は抱っこを拒むのか?ただ抱っこが嫌いなだけの猫もいますが、私たちが嫌いな理由をつくってしまうこともあります。
1|触られるのが嫌い
そもそも触られることが嫌いな猫もいます。幼猫期に触れ合いがなかったなどの経験が影響しているとも言われています。
2|嫌な経験や記憶しかない
抱っこされると嫌なことが起こる。そう覚えてしまうと、抱っこされないように逃げてしまいます。
抱っこ嫌いを克服しよう!
一度嫌いになったものを克服するのは簡単ではありません。時間と忍耐が必要になりますが、嫌な記憶を良い記憶に変えていくように練習することができます。
抱っこされても嫌なことが起きない練習
- 抱っこというより、持ち上げて数秒ですぐおろす。これを繰り返します。
- 慣れてきたら抱きかかえて少し歩いてみる。暴れるようならおろす。
- 抱きかかえたまま座ってみる。しばらくしたら何もせずにおろす。
- おやつをあげる前に抱っこする。抱っこの後は嫌なことばかりではないと覚えさせる。
一緒に暮らしている猫の抱っこできる段階をみながら練習してみましょう!難しいのは重々承知ですが、ポイントは猫に抱っこを悟られないようにさりげなくすることです。
まとめ
抱っこはできなくても暮らしに問題はありませんが、無理せず抱っこができるようになれば、猫にも私たち飼い主にもメリットがあります。気張ることなく、毎日楽しんで積み重ねていけば、抱っこが普通にできるようになるかもしれません。猫との暮らしがまたひとつ楽しくなるでしょう。