【猫の毛並み】猫の毛並みが悪いのは不調のサイン?毛並みが教えてくれる猫の健康状態
最近、猫の毛がボサボサになってきて、触ってもなんだかゴワゴワしている…。
猫の毛並みが悪くなったかも?と感じたら、それは猫からの不調のサインかもしれません。美しく艶やかな毛並みを維持して、健康な毎日を過ごせるようにしましょう。
猫の毛並みが良い状態とは?
- 毛が綺麗に整っていて、光沢があり艶やか
- 触るとサラサラ、フワフワでなめらか
- 汚れ・べたつき、毛玉やハゲがない
毛並みが悪くなる原因
1|老化
10歳を過ぎていれば、老化が原因かもしれません。加齢とともに毛の質も劣化したり、毛の量も減ってきてしまいます。
2|ストレス
ストレスを感じていると過度なグルーミングでハゲてしまったり、または全くグルーミングをしなくなったり。ストレスが原因で毛並みが悪化してしまうこともあります。
3|皮膚病
ノミ・ダニや細菌に感染して皮膚病になると、皮膚が荒れて毛並みにも影響します。
4|内臓系の病気
内臓系疾患があると、毛を美しく保つたんぱく質などの栄養を十分に取ることができなくなります。
5|ごはんが合わない
食べているごはんが合わなかったり、ごはんを変えたりすると毛並みが悪くなることがあります。
改善できることは?
猫の美しい毛並みと健康状態を改善するために、私たちが出来ることは何でしょうか?
1|ごはんの見直し
ごはんを変えてから毛並みが悪化したら、以前のごはんに戻してあげる。今のご飯が合わないようであれば、添加物を使用していないものなどへ変えてみるなど、ごはんの見直しをしてみましょう。
2|ストレスの軽減
毛並みだけではなく、ストレスは猫の健康状態に大きく影響します。ストレスがかかる出来事はなかったか振り返ってみたり、思いっきり遊んであげるなど猫が喜ぶことをしてストレスを軽減させてあげましょう。
3|猫の生活用品の大掃除
猫の寝床やいつもいる場所をこまめに掃除していても、取りきれない汚れもあります。ベッドを買い替えてみたり、猫の生活環境の大掃除をしてみましょう。
|注意点|
改善を行ってもすぐに毛並みが良くなることはありません。2週間から1か月程度は様子をみてみましょう。それでも毛並みが悪い状態が続くようであれば、病院での受診をおすすめします。心当たりのある原因や試してみたことをメモしておくと説明するときに役立ちます。
美しい毛並みを保つには?
ブラッシングが効果的
ブラッシングは毛を綺麗に保つことだけでなく、適度な刺激で血行を促進させ、皮脂の分泌を促すこともできます。ブラッシングについては以前の記事を参考にしてください。
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まとめ
触りごこちがよく、うっとりする猫の毛並み。美しく保たれた毛並みは健康の証しです。毛並みの悪化を放っておくことは不調のサインを見て見ぬふりをしていることになりかねません。猫が美しく健康でいられるように、原因を考えて改善のサポートをしてあげましょう。