高級感満載なのに1000円以下!高林堂さんの「紫雲」はお手土産にも重宝する贅沢な和のケーキ
年の瀬が近づくと、仕事関係はもとより、今年もお世話になりましたというご挨拶と共にお友達とランチやお茶をするという機会が増えてくるかと思います。男性よりも女性に多いかもしれませんね。
その際に、手ぶらは何となく気が引けてしまうという方もいらっしゃるかと思います。かといって、あまり高価なものをお渡しするのもなにか違うなと。
そんな時にぴったりな候補のお菓子をお作りになっているのが、栃木県宇都宮市にて創業明治18年の和菓子屋「高林堂」さん。お店で揚げたてを購入できるのはもとより、オンラインストアや百貨店などでもお取り扱いされている人気のかりんとう饅頭、かりまんが自慢の和菓子屋さんです。
今回はかりまんではなく、高林堂さんの「紫雲」をご紹介。
和のケーキともいえる、伝統的な和菓子のひとつである「浮島」。上新粉や上用粉といったうるち米の粉をベースに、餅粉や小麦粉をあわせるお店もあります。粉類にこし餡と卵をあわせ、ふっくらと蒸し上げた浮島のしっとり触感にファンも多数の和菓子。
たっぷり合わせた小豆こし餡の色を反映させた紫雲は、なんといっても目を引く大粒の栗の渋皮煮と立派な大納言小豆の蜜煮も注目すべき点のひとつ。きらりと瞬く金粉のおかげで、普段のおやつとは違うよそ行きの特別感が増しますね。
一見ほろほろと崩れやすそうに見えますが、しっとりとまとまりが良く、どことなくもちっとした食感も兼ね備えているため十分な食べ応えもあります。あんこだけではなく、卵のコクや風味もなかなかしたたかに鼻腔へと到達し、意外と洋テストな部分も。同封されている栞には、溶かしバターをかけても美味しく召し上がることができると記載されていたので納得です。
滑らかに、それでいてねっとりと蜜が染みた栗の渋皮煮や大納言小豆の蜜煮もふわりとした食感の浮島に穏やかながらメリハリを与えてくれるため、なかなか表情豊かな和のケーキ。通年商品ではありますが、やはり栗となると秋から冬にかけてがオンシーズンですよね。
そして紫雲は、パッケージからも高級感が滲み出るものの、実は1000円しないというお手頃価格…!栗が丸ごとふた粒入っているのに!!
洋菓子のケーキではなく、和菓子のケーキでお手土産にちょっと差をつけてみてはいかがでしょう?
最後までご覧いただきありがとうございました。
柳谷ナオ
<高林堂・本店>
公式サイト(外部リンク)
栃木県宇都宮市馬場通り3-4-7
028-633-4946
9時30分~18時
定休日 元旦