スイーツコンシェルジュの南森エレナです。東京・新橋にあるアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」で岡山県産ぶどうを使ったスイーツが楽しめるフェアを9月14日（木）～10月22日（日）まで開催します。

　岡山のぶどう栽培は130 年の歴史があり、あのクレオパトラも愛したといわれている「マスカット・オブ・アレキサンドリア」や、大粒で糖度が高く、種なしで皮離れのよい「ピオーネ」はともに、岡山県が生産量全国1位を誇ります。

　そんな多くの種類のぶどうが栽培されている中、「奇跡のぶどう」と呼ばれる希少な品種があるのはご存知でしょうか。

　今回開催される「とっとり・おかやま新橋館」のぶどうフェアでは、その「奇跡のぶどう」を使ったスイーツを食べるチャンスがあります。実際食べてきたのでご紹介します。

奇跡のぶどう「マスカットジパング」とは？

奇跡のぶどう「マスカットジパング」は、岡山県内で新品種の生産などに積極的に取り組み、100種類以上のぶどうの栽培を手掛ける「林ぶどう研究所」が10年の歳月をかけて開発し、2014年に品種登録された奇跡のぶどうです。

　「ロザリオビアンコ」と「アリサ」の交配によって開発された「マスカットジパング」は、約10000分の1の可能性で誕生したのだそう。

特徴は、房や粒の大きさ。大きいものでは一房1キロ以上、一粒がピンポン玉サイズ以上の50グラム近くになります。また、種がなく皮ごと食べることができるので、老若男女問わず多くの方にとってとても食べやすいぶどうです。

　そして、上品で飽きない甘さ、マスカットの爽やかな香りも楽しむことができます。

マスカットジパングをはじめ、地域の力を生かしたオリジナル品種開発に取り組む「林ぶどう研究所」の林慎悟さんは、100年以上続く林農園の4代目。

　「マスカット オブ アレキサンドリア」の発祥の地でもある岡山市北区津高にて100種類以上のぶどうを栽培しており、テレビ番組「マツコの知らない世界」にも出演経験があります。

マスカットジパングを食べてみた

実際に「マスカットジパング」を食べてみました。一粒がとても大きいのが第一印象です。

口の中に入れると皮がパリッと弾けて、果汁が溢れ出します。なんてジューシーなんでしょう・・・！爽やかな風味に甘すぎない上品な味わい。食べた後もしばらく余韻を楽しめますよ。

とっとり・おかやま新橋館

そんな「マスカットジパング」を使用したスイーツが楽しめるのは、「とっとり・おかやま新橋館」。東京メトロ銀座線・新橋駅3番出口 からすぐの場所にあります。

ももてなし家「岡山県産ぶどうフェア」

岡山県産ぶどうフェアは、「とっとり・おかやま新橋館」2階のビストロカフェ ももてなし家で開催されます。販売メニューは、「岡山県産ぶどうのパフェ」、「岡山県産ぶどうのタルト」、「そのまんまぶどう」の3種類です。

フェアの特徴は、9月14日（木）～10月22日（日）の期間で提供されるぶどうの品種が1週間ごとに変わることです。

岡山県産ぶどうのパフェ

今回のぶどうフェアで楽しめるスイーツでイチオシなのがこちらの「岡山県産ぶどうのパフェ」。旬のぶどうを贅沢に使用した食べ応え抜群のスイーツです。

グラスのトップには、旬のぶどう。グラスの中にはバニラアイス、生クリーム、ライスクリスピー、ヨーグルトムース、期間中提供されるぶどうで作ったゼリー、一番下には、ぶどうを煮詰めた濃厚なジュレが入っています。

　素材と素材の合間にぶどうが入っていて、どのタイミングで食べてもぶどうに出会えるのが嬉しいですね。

岡山県産ぶどうのタルト

「岡山県産ぶどうのタルト」は、ももてなし家自慢のアーモンド生地のタルトに、旬のぶどうをのせたスイーツです。

タルトは、外側のタルト生地と内側のアーモンドプードルを使用した生地の2層仕立て。それぞれの生地を2回に分けて店内のキッチンで焼いた自家製です。

　外側はカリッカリ、内側はしっとりした食感で上品な甘さのぶどうとの相性もぴったりです。

シンプルに・・・そのまんまぶどう

「そのまんまぶどう」は、その名の通りシンプルにぶどうをそのまま食べたい！という声に応えて誕生したメニューです。思う存分ぶどうを堪能してみてください！

　気になるスイーツはありましたか。期間中毎週訪れるたびに異なる品種のぶどうに出会えるフェア。「マスカットジパング」を使用したスイーツが提供されるのは9月14日（木）～20日（水）の1週間です。

　ぜひお見逃しなく、アンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」に出かけてみてくださいね。