夏の必需品!黄ばみや汗じみの悩みはダイソー『防水スプレー』で解決します。
こんにちは、おうちクリーニング(洗濯)研究家のハナです。
暑い季節に気になるのが衣類の黄ばみや汗じみ。
そんな夏のお悩みを解決するスプレーがダイソーで100円で買えます。
そのスプレーとはフッ素系の防水スプレー。
数年前までは高級品だったフッ素タイプの防水スプレーが、今では100円で買える時代になりました。
本日は、雨の日だけでなく黄ばみや汗じみから衣類を守ってくれる防水スプレーの使い方と注意点を紹介します。
ダイソー フッ素 防水スプレーの概要
名称:WATERPROOF SPRAY フッ素 防水スプレー
価格 :110円(税込)
容量 :55ml
生産国:中国
JAN :4964549032983
用途 :傘、衣類、靴、スキーウェア(ドライクリーニングできる素材)
使えない物:本革、合皮、毛皮、絹、和服、一部のゴム製品
ダイソーのシューズケア用品売り場で見つけました。
いままで100円ショップで販売されていた防水スプレーはシリコン系がほとんどでしたが、今回見つけたダイソーの商品はフッ素系です。
シリコン系とフッ素系の違い
防水スプレーは主にシリコン系とフッ素系の2種類があります。
シリコン系は布の表面に油膜を作り、水滴の侵入を防ぎます。
フッ素系は繊維の表面に細かい毛羽立ちを作り、水滴が弾けるようにする効果があります。
シリコン系の防水スプレーは湿気も逃がさないのに対し、フッ素系は水滴を防ぎながら湿気も逃がしてくれます。 なので、布への汗のしみ込みを防ぎつつ蒸れる心配がないんです。
防水性も優秀で、フッ素系防水スプレーを施した布の上に水を落とすと、完全な球体になって、布を傾けるとコロコロと水滴が転がり落ちます。
汗をかいてもハンドタオルでさっと拭けばOK。生地に染み込まないのでシミにならず黄ばみも防げます。
フッ素系防水スプレーは一般的にはシリコン系よりも高価です。しかし、ダイソーなら容量は少ないものの税込110円でお試しできるのがすごい。
防水スプレーの使い方
防水スプレーは吸い込むと危険なので、室内ではなく必ず室外でマスクをしながらスプレーするようにしてください。
防水スプレーでは、すでに付いてしまった黄ばみや汗じみは落とせません。汚れやシミの予防として洗ったあとの衣類に使います。
衣類から20cmほど離して黄ばみや汗じみが気になる場所にまんべんなく湿るくらいにスプレーします。
その後、完全に乾くまで数時間乾燥させます。
試しにシャツの襟(エリ)部分に防水スプレーして水をかけてみました。
スプレーしたエリの部分はしっかり水滴を弾いています。布に汗が染み込まないので、汗をかいてもタオルで拭き取るだけでシミにはなりません。
防水スプレーは洋服だけでなく、靴や鞄などにも使えます。
汚れやすい白いクノックスや黒ずみができやすいサンダル、汚れやすい帽子の内側、黄ばみやすいキャンパスバッグなどに特におすすめ。
ダイソーの防水スプレーの注意点
フッ素系の防水スプレーは衣類に影響を与えにくいので、一般的には革製品にも使えます。
ただ、ダイソーの防水スプレーには革製や一部のゴム製品には使えないと書かれています。
革製品やゴムに使いたい場合はダイソー商品以外のフッ素系防水スプレーをおすすめします。
個人的に気に入って常備しているのはAMEDASの防水スプレーです。ダイソーの防水スプレーを使ってみて使い心地が良かったら、他のものも試してみてください。
また、フッ素系防水スプレーの主成分になっている樹脂は肌に触れても安全だと言われていますが、アレルギーや肌が敏感な方は使用を控えたほうがいいでしょう。
ダイソー フッ素防水スプレー まとめ
フッ素系の防水スプレーは水分を衣類に染み込ませずに湿気は逃してくれるという優れものです。洗濯のたびにスプレーする必要があるのは面倒かもしれませんが、衣類が驚くほど汚れにくくなります。
ダイソーの防水スプレーは容量が70mlと容量が少ないものの、効果的なフッ素タイプの防水スプレーを手軽に試せます。
ちなみに70mlだとシャツなら3枚分、靴なら3足分ぐらい使えます(面積にもよります)。
防水スプレーで黄ばみや汗じみが防げると聞いても信じられない方は、まずはダイソーの商品で試してみることをおすすめします。